スタート地点は東京・大手町。午前7:30時点の気温は3.5度。午前8時に大手町をスタート。
全体的に「スローペース気味」(解説・瀬古利彦さん)の中、まず後続を引き離したのは関東学生連合の新田選手(育英大・4年)。
第2集団の20人は牽制しあっており「優勝候補のチームがどこか(前に)いかないと(新田選手と)離れていきますね」と解説の渡辺康幸さん。
4km過ぎ、第2集団の20人は横に広がったまま。国士舘大・綱島選手(4年)が少し前に出る。
5km地点を関東学生連合・新田選手(育英大・4年)は第2集団に55秒差をつけてトップ通過。7.8km地点の新八ツ山橋では、その差は1分19秒とさらに広がっている。
関東学生連合・新田選手(育英大・4年)は10km地点を28分59秒で通過。国士舘大・綱島選手(4年)が引っ張っている第2集団はまだ前に出てくる選手はおらず、20人の集団のまま。瀬古さんはこの状態について「イライラしないこと」とランナー心理を解説。
15km、学生連合・新田選手は43分52秒で通過。学生連合・川崎監督(中央学院)からは「リズムだけ落とさないように」「六郷橋からしっかり頑張っていくよ」と声かけが。第2集団、学生連合・新田選手(育英大・4年)との差は1分05秒。
17km過ぎ、関東学生連合・新田選手(育英大・4年)と第2集団の差は少しずつ詰まってきており、その差は250mほど。
六郷橋の登り、第2集団は中央大・溜池選手(1年)が前に出るが、六郷橋の下り、明治大・富田選手(4年)が抜き、駒澤大・円選手(4年)が続く。
19km過ぎ、関東学生連合・新田選手(育英大・4年)の後方に明治大・富田選手(4年)が迫る。20km過ぎ、明治大・富田選手(4年)が関東学生連合・新田選手(育英大・4年)を追い抜く。さらに駒澤大・円選手(4年)も関東学生連合・新田選手(育英大・4年)を追い抜く。
鶴見中継所を明治大が1位、駒澤大が2位で通過。関東学生連合、法政大、中央大が続いた。区間賞は明治大・富田選手(4年)の1時間02分44秒。