午前8時、1区のランナー23人が一斉にスタート。

スタート直後に大東文化大・新井が転倒し遅れ始める。青山学院・橋詰は集団後方に位置。東京国際大・タイタスが引っ張る形で集団の先頭に立った。

最初の1キロは3分3秒。これは昨年より遅いペース。
3キロ地点まで集団のままレースは進み、5キロ地点を15分18秒で通過。

10キロ過ぎ、順天堂大・澤藤、山梨学院・清水、上武大・齋藤、学生連合・近藤が遅れる。転倒した新井は大きく後れ、足を引きずりながらの苦しい走り。

12キロ過ぎ、早稲田大・中谷が先頭に出る。東海大・鬼塚、駒沢大・片西、中央大・中山らがしっかり後ろについている。

14キロ付近で拓殖大・赤﨑が遅れ始める。

15キロ、縦長になった16人の先頭集団で京急蒲田駅前を通過した。
足を痛めた新井は先頭から3分18秒の遅れ。

18キロ過ぎにレースが動いた。六郷橋に入って東洋大・西山がペースアップし、集団が崩れ始める。青山学院・橋詰、中央大・中山、法政大・佐藤が追随。

20キロ地点、西山が後方を引き離し単独トップに立つ。総合5連覇を狙う青山学院・橋詰は3位に後退。懸命の表情で走るが、なかなか差がつまらない。

トップでたすきをつないだのは東洋大。西山は2年連続の区間賞となった。続いて2位で中央大、トップから6秒遅れの3位で青山学院が通過。

スタート直後に転倒した大東文化大・新井は先頭通過から遅れること8分40秒、涙のたすきリレーとなった。