9区から10区にかけ、シード権争いもさらに熾烈に。10区は9位 國學院大・木付、10位 東京国際・杉崎、11位 明治大・長倉が争う。
鶴見中継所では、山梨学院、専修大は繰り上げスタートとなった。
新八ツ山橋で、1位の創価大・小野寺と2位の駒澤大・石川の差は1分57秒。鶴見中継所での3分19秒差からは少し詰まってきている。一方、3位 東洋大・清野と4位 青山学院・中倉のタイム差はわずか24秒だ。
小野寺と石川の差はじりじりと縮み始め、残り約5kmの御成門では47秒差。馬場先門ではわずか15秒差に。さらに20.8kmごろ、石川が小野寺の後ろにつき、21km手前で石川が小野寺を追い越しついに首位交代。
そして、石川はガッツポーズでゴールテープを切り、駒澤大が13年ぶり7回目の総合優勝。総合タイムは10:56:04。総合2位・創価大の総合タイムは10:56:56。10区での首位交代は歴代9度目となった。
激戦となった3位争いは清野が逃げ切り、東洋大が総合3位(総合タイムは11:00:56)。総合4位が青山学院(総合タイムは11:01:16)となった。
総合5位は東海大、総合6位は早稲田大、総合7位は順天堂大、総合8位は帝京大、総合9位は國學院大。総合10位は東京国際となり、シード圏内を確保した。