6区スタート地点の箱根・芦ノ湖。午前8時、青山学院・髙橋選手(4年)がスタート。
青山学院から2分37秒後、帝京大・北野選手(3年)がスタート、3分28秒後、駒澤大・佃選手(4年)がスタート、3分43秒後、國學院大・原選手(1年)と続々スタートしていく。最後に午前8時10分、5チーム(日体大、明治大、中央学院、専修大、駿河台大)が繰り上げで一斉スタート。
10位以内のシード権争いも注目。東海大10位、早稲田大11位でスタートするも、早稲田大・栁本選手(2年)が3km過ぎ(以下kmは6区のkm数)で早くも東海大を抜き10位に。5km過ぎ、芦之湯では12位でスタートした神奈川大・横澤選手(4年)が早稲田大に次ぐ11位につけ、6km過ぎでは早稲田大を抜いた神奈川大が10位に浮上するなど、早くも熾烈な争いに。
8km過ぎでは神奈川大・横澤選手(4年)のすぐ後ろに法政大・武田選手(1年)がつけ、11km過ぎ、宮ノ下では13位でスタートした法政大は10位まで順位を上げている。
2位帝京大とスタート時点で51秒の差があった3位駒澤大は差を着々と詰め、13km過ぎ、駒澤大・佃選手(4年)が帝京大・北野選手(3年)を追い抜く。しかし帝京大・北野選手(3年)も離されることなく2選手が並走する状態が続く。さらに15km過ぎ、順天堂大・牧瀬選手(4年)が駒澤大・帝京大との差を詰め、16km過ぎでは順天堂大が単独2位に浮上する。
17km過ぎ、順天堂大・牧瀬選手(4年)と駒澤大・佃選手(4年)が並走。帝京大が少し離され、順天堂大と駒澤大が2位を争う。そして6区終盤、駒澤大が単独2位に。
小田原中継所の時点では1位青山学院、2位駒澤大、3位順天堂大となった。また、早くも10位・11位が頻繁に入れ替わった6区は終盤に東海大・川上選手(3年)がペースを上げ、東海大が10位をキープ。11位の法政大は6区スタート時の13位から2つ順位を上げた。12位に神奈川大が続いている。
区間賞は58分22秒の順天堂大・牧瀬選手(4年)。
6区
【第98回箱根駅伝6区ダイジェスト記事】駒澤大・順天堂大が2位争い シード権争いも熾烈
2022年01月03日 公開