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番組向上への取り組み

放送番組審議会

2019年11月番組審議会概要

第533回日本テレビ放送番組審議会は、11月5日に放送された『踊る!さんま御殿!!』について合評を行いました。
12人のゲストをスタジオに招いて、明石家さんまさんと共に様々なテーマに関して喋るほか、色々なオーディションをして新たなスターを発掘する番組です。
(リポート2名)

  • 話すことがプロではない人を相手にしたときに、さんまさんの本領が発揮されることを実感した。揚げ足の取りどころ、落としどころがはまっていて、トークの伝統芸能のように見えた。
  • さんまさんが女性ゲストにだけ年齢を聞いたのは、今となってはちょっと古臭い感じがしたが、トークが伝統芸能だと思えば、古臭さも計算のうちなのかという気がした。
  • この番組では、ゲストがしゃべった内容を要約した文章しか字幕スーパーが出ない。これが他の番組と違う特徴で「他の番組がやっていることはしない」という姿勢が感じられ、番組の独自性に繋がっている気がした。23年続く長寿番組の理由が良く分かった気がした。
  • あまり知られていない選手が話すときに、その選手の競技内容やレベルについてこまめに紹介した方が良いと思った。また、せっかくなので、パラリンピックの選手も取り扱って欲しいと思った。
  • 「お前」や「アホ」という言葉の後ろに信頼関係があるのか、ないのか。見たときにちょっとギクッとした。また、「結婚してんの?」と軽く聞いたところは、事前に「そのことを聞いてもいいか」というのがあってもよいと思った。周りの状況が変わってきているせいか「結婚してんの?」という軽い質問に古臭さを感じる。
  • ウルフさんについて全く紹介がなく、最後までどういうルーツで柔道を志したのかが無かったし、卓球の吉村選手も混合ダブルスで誰と組んでいたのか分からず、紹介が不十分だったことに少し不満が残った。
  • アスリート同士のトークをもっと増やして、そこにさんまさんが入った方が、番組が盛り上がったのではないかと思った。
  • ゲストが「自分は変わっていて、面白いネタを持ってます」のような番組は、ちょっと苦手で疲れるし、痛々しく感じて好きになれないが、アスリートは“自分にとって普通の話”をしていることが面白く変わっていて、見ていて楽しいという感じがした。
  • この番組で一番好きなのは、さんまさんがスタジオに入っていく冒頭のシーンと、終わってお茶を一杯飲むところ。それを見ると、明石家さんまがリングに上がっていくボクサーやファイターに感じられ、ゲストを前にどういう試合を即興で作っていくのかという緊張感がある。この緊張をさんまさんが失わない限り、この番組は続くのではないかと思う。

この御意見を受けて、日本テレビ側は次のように答えました。

「女性ゲストの年齢や、結婚しているかどうかを聞くことは、“今の時代に大丈夫なのか、誰かが傷つくことはないのか”などを常々話し合ってはいるが、今回ご指摘を受けて、改めて確認した。
また、選手の情報などについては、今後の番組作りの参考にしていきたい。」