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番組向上への取り組み

放送番組審議会

2020年5月番組審議会概要

第538回日本テレビ放送番組審議会は、「リモートを多用した番組制作」をテーマに、お昼の情報バラエティー番組『ヒルナンデス!』を取り上げ、月曜レギュラーの森三中・黒沢さんがコロナウイルス感染から54日ぶりに復帰した5月18日の放送について合評しました。
また、今回は感染防止のため、初めてリモート形式で行いました。(2名欠席)

  • 黒沢さんが番組の最後に「本当に大変です」と言ったが、大変だった具体例も少し話して貰えたら、視聴者にとって気を引き締める材料になると思った。
  • 再放送の部分も楽しんで見たが、今になってみると大勢で旅をしているシーンが凄く危険なことをしているように思えて、ほんの数か月で人の感覚はこんなに変わるんだという、人間の順応性の高さを感じた。
  • 森三中のソーシャルディスタンスが凄くて、あそこまで離す必要があったのか? わざとやっているとは思うが、異彩を放っていたし、こういう事態なんだと強く感じた。
  • 対面やコミュニケーション、話をすることが難しくなった。人と喋るコミュニケーションを見せるのがテレビ番組だとしたら、必要のないコミュニケーション、過剰なコミュニケーションとは何かを探る、いい機会なのではないかと思った。
  • スマホで答えているのが、リモートならではの工夫を凝らしていると思った。ただ、どこで誰が喋っているのかが分かりづらかったり、ちょっと時差があるので、言葉がかぶってしまうことがあるのが気になった。
  • ひな壇に沢山の人がいてトークするというやり方が、これからはどうなるのか? 今後の取り組みも色々と考えさせられるような時間だった。
  • リモート制作は発展途上で正解は出ていないと思う。ちょっとついて行けないというか、やりとりが上手く行っていない感じがする。試行錯誤の段階で、これから色々とチャレンジしていくのは、ピンチをチャンスに変える大事なきっかけになるのではないかと思った。
  • 再放送の映像が、いつ撮ったものなのか良く分からなかった。録画していたので後からさかのぼって見たら小さな字で表示があった。少なくとも大きな字で示すか、コメントしないと視聴者に対して親切ではないのではないかという気がした。
  • 54日ぶりで復帰した黒沢さんを迎え入れている他の出演者の態度が温かかったことに勇気づけられた。差別されたり、謝罪をしなければならない雰囲気になることがある中、回復した後に元気に復帰できるということが、一つの大きなメッセージだったのかと思った。
  • 黒沢さんの最後のコメントに実感が込められていたが、軽症と言われている黒沢さんはどういう症状だったのか、30秒で良いのでもう少しあった方が、若い人に対する発信という意味でも良かったのではないかと思った。

この御意見を受けて、日本テレビ側は次のように答えました。

「黒沢さんの復帰についてのコメントは、御本人の意思やその影響力を慎重に検討して決めた。また、取材日のテロップ表示が目立たなかったことについては、目配りが足りなかったと反省している。
リモートを使った演出方法については、今後も日本テレビ全体で考えて行きたい。」