おばけだぞ~

さんちゃん。(コンテンツ事業局)

 最近、あまりの忙しさに
「息子との時間がなさすぎ!かあちゃん、淋しい!」
と、発作的に息子と京都旅行を決行してしまいました。
とうちゃんは残念ながらお留守番。


一泊二日の強行軍ですが、それでも旅行は旅行、ウキウキして息子に
「どこ行きたい??」
と聞くと、
「お化け屋敷~~!」
と即回答が。
・・・社寺仏閣めぐりが楽しい小2男子、なんてまあ、期待しちゃいませんでしたけどさ。

でも、なんで小学生は「怪談」とか「幽霊話」とか、大好きなんでしょうね。
私の子供の頃からある
「トイレの花子さん」とか、「口裂け女」とかの類の話も、現代版が色々あって、
ある意味、子どもの世界の不変のヒーローのようです。


この間とあるロケで、可愛い小1の子役女優さんとご一緒したときも、
移動の間ず~~~っと
「ねえねえ聞いて、こわい話~」
と、子役界で最近流行ってる(?)らしい怪談ネタを披露していたなあ。


その時聞いたんだけど、「怪談ガム」なるお菓子もあるらしい。
「特別な怖い話」が1個に1話、ついているらしい。本当か。


子どもが一生懸命「こわい話」をして、大人が「ぎゃー」というとき、
大抵、話をした子どもも一緒に「きゃー」っていうんですよね。
そして、その後ケラケラ笑っている。
「こわい」のか「面白い」のか一体どっちよ、と思ってしまうのですが、
どうやら両方みたいで、それがまた楽しいツボみたい。

だから、こわい話で一緒に「きゃ~」って盛り上がりたい、と子どもに思ってもらえるのは、
大人にとってはちょっと名誉なこと(?)のようにも思えます。
仲良し認定もらいました、みたいな気分。

そういうことを思いつつ、
ともかく、行きましたよ太秦、行きましたよお化け屋敷。


・・・いや、マジで、本当~~に怖かったです。
だって、人形かと思ったら生身の人間が出てきたりするんだもん。
そして、無言でにじり寄って来るんだもん。
息子の手をしっかりしっかり握って、二人で必死に逃げました。

何とか脱出した後、どうも、母のほうが大きい声で
「ぎゃ~~」
と叫んでいたような。と反省して聞いてみたところ、
「途中から、あまりに怖すぎて、目をつむって歩いてた」
と、小2男子のまさかの告白。

せっかくのあの名演技を見てあげなかったの!息子!

でも、母は、ずっと手をつないで歩けて、満足です~~。