ママモコモ子育てブログ
2014.05.20
ひろP(情報カルチャー局)
ウチの子どもは、
年中さんと小学2年生の姉妹。
口げんか、それが発展して手が出る
→どちらかが泣く
→わめく
→ママにワーワー訴えにくる。
という、激しいケンカが日常的に起こります。
このケンカ、とてつもない大音量の罵声で展開されるのはもちろん、
母としては、
二人っきりの姉妹、
仲良く、思いやりをもって、助けあって欲しいと願っているのに、
デイリーの激烈ケンカは悲しい限りー。
そして、
こうしたときに、
どう声を掛けるか、
どう考えさせるか、
いま私が抱えている、数多くある悩ましい子育て難問のひとつです。
先日から、ためしに、
ケンカ後の《個別に事情聴取》という方法を始めました。
ケンカが起きたら、
まずは怪我の心配がない限りは手出しせずに見守り、
どちらかが、ワーワーいいながら訴えてきたときに、
〈一人ずつ〉・〈聞くに徹して〉、
事情聴取します。
このとき、ママからは、
「こうしたらよかったんじゃない?」
「謝ってきたら?」
とか、
サジェスチョンは一切、しない。
という決心です。

これまでも、ケンカ後に事情を聞くことはあったのですが、
ともすると、「聞く」つもりのはずが、
娘よりわたしの方がしゃべってる量が多くなっていて、
娘は、YESかNOしか表現していない・・・、なんてことがありました。
これではいかん、とおもい、一念発起。
時間がかかっても、言葉の誘導をせず、
じーっと本人が話し始めるのを待って、
①(さっきまで仲良く遊んでいたのに)何があってケンカになったのか?
②自分は何をして、相手は何をしたのか(言ったのか)?
③自分はどう思ったのか、どんな気持ちだったのか?
④いま、どう思っているのか、(ケンカが終わった今)どうしたらいいと思うか?
みたいなことを、聞くことにしたのです。
一人ずつ、別室に呼んで、聴取中の会話は、もう一人には聞こえないところでやります。
二人同時に事情を聞いていた時期もあるんですが、
ママへの〈わたしは悪くない、相手が悪い〉アピール合戦になり、
どうもうまくいかなかったんです。。。
個別聴取をすると、意外と、
「自分の持ち時間」が確保されている=「言い分を聞いてもらえる」安心感があるのか、
ちゃんと話そうとしてくれます。
たまに、ものすごく、この事情聴取がうまくいく場合、
一番良かったな、と思うことは・・・・
自分の言葉で、ケンカを振り返っているうちに、
悪かったところを自分から認めたり、
仲直りしたいから謝りにいく、といってみたりすることです。
人間はやはり「言葉」で頭を整理したり、
客観視できる感覚を培うんですね。。。。
すごく時間がかかる方法だし、
ときに、「自分のお話タイム(聴取時間)より、相手の時間が長い!ズルい!」
と、さらなるケンカが始まる最悪のケースもあるのですが・・・(泣)
しばらく
続けてみたいと思います。
自分の想いも大事、
相手の気持ちを思いやるのも大事、
難しいことだけど、
だからといって、ワーワーのケンカになっても誰も得しない。。。。
そんな体験をつんでいくうち、
自分なりの人との間合い、かかわり方をなんとなく見つけていってほしいものです。