子育て、わたし流★「母にならって」

すみれ(営業局)


子育てと格闘するバタバタの日々。
なかなか「理想の子育てとは?」「どうやってこどもを育てて
いけばいいのか」というテーマと向き合う余裕がありません。
でもこどもと向き合う中で、自然と自分が子供の時に
親に言われてうれしかったことを自分のこどもにも
伝えているような気がします。


私の母親はとにかく感情表現豊かな人で
小さな頃はとにかく私と兄がどれだけ大切なのか
しつこく話していました。それも彼女なりに工夫して。
たとえば「お母さんは今ここにライオンがきて、だれかひとりを
食べるぞってなったら●●ちゃん(私)と●●ちゃん(兄)が
助かるという条件ならすぐに食べられてもいいわ!親にとって
こどもは自分の命以上に大切な絶対の存在なのよ」と。


いま考えるとよくわからない例え話ですが、その時は
自分が死んでも助けるなんて親ってすごいなと驚いたのを
よく覚えています。


それと「お兄ちゃんと私どっちが好き?」と聞く幼い私に
「比べられないことってあるよのね、どちらも同じくらい世界でいちばん
大好きなのよ」と答えてくれて不思議だけどなんとなく納得したり。
自分が産まれた時の話を詳しく教えてくれたり
私が思春期のころは母親自身の青春の思い出を打ち明けてくれたり。


いつの時代も母が絶対的に守ってくれる存在でいてくれたことで
ここまで生きてこられたと思います。


私も自分のこどもたちにはしつこいくらいの愛情表現と(笑)
何があってもどんとこいの肝っ玉母ちゃんで彼らを守っていきたいと
思っています。


おまけとして。。ちなみにライオンの例え話の下りで
「じゃあお父さんだったらお母さん食べられてでも助ける?」と
聞いた私と兄に「うーんそれはどうかな」と答えた
素直な母でした。笑


写真は母が丹精こめて育てている紫陽花。癒されてます20130623_0845371.jp.jpg