魚釣りの秋★

すみれ(営業局)

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7歳の長男。いつからかどこで覚えてきたのか
「大きくなったらアングラーになりたい」と言うようになりました。
アングラーとは、釣り人。厳密にはルアーやフライをする釣り人を意味するらしいのですが
彼は海でも川でもぜーんぶまとめて「魚釣りをする人」になりたいという意味で使っています。
とはいえ、日常で釣りをする機会もなかなかなく、実体験はほぼ0だったので
涼しくなったこの秋に実家の両親をドライバーに、箱根までマス釣りに出かけました。
訪れたのは、箱根は畑宿にある清流マス釣り場。山々に囲まれた、自然の川をそのまま利用しているので
お水もとっても澄んでいてきれい!釣竿もエサもその場で借りられるので手ぶらでいっても大丈夫です。
放流されたたくさんのマスに、長男、5歳の妹も大興奮。(放流してる時点で本当の釣りではないのですが
それはまあご理解いただくということで。。)
餌のイクラをしっかり釣り針にさすところから初体験。「魚にしっかり刺さって取れないように、針は
こうして曲がって折り返してるのよ」などと説明をしながら簡単にチクッと自分の手に刺さる針の痛みも
子どもたちには良いお勉強。
マスがたくさんいるのを観察させて、しっかり糸を垂らし待つこと数分。
グイっとひかれる感触にすかさず釣竿を引き上げて見事長男マスゲット!
しかし、釣り上げたマスをバケツに入れるまでにハプニングが。おじじがヘルプするべくスタンバイをしていたのですが
思った以上に暴れるマスの力強さに慌て、根本から糸をつかんでしまったために空しくもマスが逃げてしまったのです。
長男茫然。そんな姿を見ながら、これもまたいい体験だなあと私。
その後は、徐々にコツを覚えて順調に釣り上げ、8匹という大満足な結果。
釣ったマスはすぐにその場で炭火で焼いて食べることができます。
いきのいいマスが網に焼かれているのをじっくり観察。「しっかり食べてあげないとね」と命のお勉強。
秋風が心地よい大自然の中、みんなで食べたマスの美味しさは格別。普段それほどたくさん食べない長男が
「おいしいおいしい」とマスを口いっぱいに頬張る姿は、都会で暮らす日常では味わえない貴重な一コマでした。
気持ちの良い秋に、おすすめのお出かけスポットです。

最後に。しっかり魚釣りを満喫した長男の釣りっぷりを遠くから誰よりもじっと観察していた妹。
最後まで、○○ちゃん(長男)が自分より釣れたのは場所のせいだ、と競争心を
むきだしにしていたのでした。ネバーエンディングな兄妹の戦い。