成長↗の秋

みか(人事局)

ウチの末娘(3歳11か月)は、恥ずかしがり屋で人見知り。
保育園でのリトミックも、開始数か月ほどは壁の花で、お友達の様子を観察するのみ。
しかし、家では昼間見たリトミックを家族に披露する・・・
というぐらい、人前でパフォーマンスができない子でした。


去年の運動会は、プログラム1番入場行進から私にしがみついて離れず、
かけっこは手をつないでも走れず、お遊戯でも抱っこのまま・・・。
親子競技では、夫が何とか平均台の上を歩かせようとするのですが、
周りからは引きずられているようにしか見えず、ほぼ抱っこのまま運動会終了。


同じく去年の12月にあった発表会でも、家では生き生きとソーラン節を歌い踊っていたのに、
いざ本番ではステージの上に座りこみ、固まったまま・・・。
泣きながらも親からは離れてくれただけでも成長、とは思ったのですが、
あまりの人見知りに少々心配にもなっていました。


そして今年も10月最終土曜に運動会がありました。
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事前の練習は立派すぎるほどの出来栄えで、
娘からも「ママ応援してね」の発言。
「もちろん!!」と返しつつ、あまり期待をしてしまうと、本番で突然動かなくなる、泣くなどのアクシデントに見舞われるかもしれないと気を引き締めつつ、当日を迎えました。


しかし!!!今年の娘は違いました!!


朝一番に親の手を離し、お友達と先生の輪に入り、立派な入場行進、応援合戦、かけっこ、そしてパラバルーンを使ったお遊戯。
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途中、こけた友達の巻き添えとなり尻もちをついても泣かず、最後までやり遂げました。
観客席にいる私たちを見つけて笑顔で手を振ってくれた時にはウルウルしそうになり、先生からも「去年とは180度違う姿に感動しました!」のお言葉をいただきました。


時が解決してくれるとはまさにこういうことなのか、と。
本人なりに、自分の力で何かを日々乗り越えているのでしょうね。