| Match2 準々決勝 | ||||
| 東京・国立競技場 12月9日(日) 14:45 キックオフ | ||||
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1 | 0 前半 0 1 後半 0 1 合計 0 |
0 | ![]() |
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ナリー(後半39分) |
得点 |
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| 戦評 |
![]() TOYOTAプレゼンツFIFAクラブワールドカップジャパン2007の第2戦 晴天に恵まれた国立競技場には、34,934人の観客がつめかけた。 また、日本代表監督に就任したばかりの岡田武史監督、五輪代表の反町康治監督も 視察に訪れていた。 アフリカ代表のエトワール・サヘル(チュニジア)対北中米カリブ代表のパチューカ(メキシコ) “チュニジアの新星”19歳FWのシェルミティはスタメン出場、一方パチューカは、これが左肩手術後、 初の公式戦となるGKカレロをスタメン起用、ベストメンバーを揃えた。 ![]() 午後2時45分、エトワール・サヘルのキックオフで試合開始。 立ち上がりから、両チームとも前線までボールを運ぶことが出来ず、決定的なシーンには 結びつかない。攻撃の形が見え始めたのは10分過ぎ。 前半11分、エトワール・サヘル。パチューカDFのクリアボールがMFナフカに渡り、 ワントラップしてミドルシュート!しかしゴール左。 14分、今度はパチューカ。左サイドをFWアルバレスがドリブルで抜け出すが、ゴール前への クロスは、エトワール・サヘルDFがカットし、CKに。 15分、その左CKから、ニアに入れたボールはクロスバーを直撃! はね返りをファーで待ち構えていたMFカバジェロがヘディング。 これはエトワール・サヘルのGKマトルティが好セーブ。 22分には、パチューカの特徴でもある中盤での細かいパスワークを披露。 FWヒメネスのクロスは右へ流れてしまったが、DFマルビン・カブレラがゴール前に 早いクロス!これはDFにクリアされる。 25分、再びFWヒメネスから好機が生まれる。最終ラインの裏へとスルーパスを出し、 走り込んできたカブレラがシュート!しかし、GKマトルティがセーブ。 反撃に転じたいエトワール・サヘルはその直後、2トップの一角ベンディファラーが ロングシュート!これは枠の外。 前半の決定的なチャンスは27分、パチューカに訪れる。 やや遠めの位置からのFK。裏へ送ったボールは、抜け出したDFロペスにどんぴしゃ! ヘディングシュートは、ゴール左へ外れる。判定も、ロペスがオフサイドの位置。 さらに29分、パチューカのチャンス。左サイドで細かくパスをつなぎ、FWカチョから FWアルバレスへ!倒され、判定はFKに。これをFWヒメネスが右足で直接狙うが、枠の外。 この後も、立て続けに攻め込むが、ゴールには結びつかない。 ![]() 我慢の時間が続いたエトワール・サヘル、カウンターからチャンスを作る。 37分、スローインからFWベンディファラーがオーバーヘッドでゴール前に送る。 これをFWシェルミティが胸で落とすと、MFナフカがシュート!枠をとらえられることは出来ない。 40分、エトワール・サヘルの若きエース、シェルミティが右サイドのスペースへ抜け出し、 切れのあるフェイントをかけながら中央へ切り込んで左足のシュート! 初シュートはGKにキャッチされる。前半は0−0のままで折り返す。 ![]() 後半立ち上がり、攻守の切り替えが早い展開となる。 4分、MFオグンビイのパスを中央で受けたFWベンディファラーが切り返しミドルシュート! GKカレロが横っ飛びでセーブ。 一方、パチューカは6分。カウンターからFWアルバレスがドリブル。 FWヒメネスとのワンツーでペナルティーエリアへ。DFに倒されたかに見えたが、主審は FWアルバレスのシミュレーションという判定。 8分には、エトワール・サヘル。DFベジャウイがワンツーで左サイドへ抜け出してハイボールを 送り込む。FWシェルミティが待ち構えていたが、GKカレロが飛び出しキャッチ。 13分、MFオグンビイがFWベンディファラーをくさびに使って、ミドルシュート! これもGKカレロが正面でキャッチする。 ![]() 16分、パチューカ、FWカバジェロのシュートはDFがクリア。 19分、エトワール・サヘル、FWベンディファラーがダイレクトのボレー! 21分、パチューカ、ヒメネスが左のヘラルド・ロドリゲスへつなぎ、中央のFWカチョへクロス。 シュートを狙うが、DFがブロック。 続く22分には、ゴールまで30メートル、左45度という絶好の位置でFKのチャンス。 FWヒメネスが直接狙った強烈なシュートは、GKマトルティがセーブする。 そして迎えた29分。パチューカは、またもゴールまで約30メートル、左45度の位置でFKをゲット。 キッカーはFWヒメネス! 強烈なシュートを放ち、GKマトルティがこぼしたボールをDFマンスール!! ゴールに押し込み、パチューカ先制かと思われたが、DFマンスールはオフサイドの判定。 ![]() 36分、再びパチューカのビッグチャンス。左サイド遠め位置からのFK。 FWヒメネスは直接狙うが、GKマトルティがはじきCKへ。その左CKを、キッカーのヒメネスが ファーサイドへ。DFがクリアしまたもCKに。 今度は、ニアへの速いボールをいれ、飛び込んできたDFマンスールがへディングシュート! これはサイドネット。決定的なチャンスを決めきれない。 ![]() そしてついにゲームが動く。 40分、MFオグンビイが右サイドへ。距離はあったがMFナリーが右足でシュート。 これが、DFにわずかに当たりコースが変わったボールは、守護神カレロの手をかすめるように、 ゴールへ。エトワール・サヘルが先制する。 ![]() 残り時間はわずか5分。慌てたパチューカは、その直後にFWチティーバをピッチへ。 さらにコロンビア人FWレイも投入して、ゴールを狙いに行くが、時すでに遅し。 たった1回のチャンスをゴールへ結びつけた、エトワール・サヘルが1−0で勝利。 ホイッスルの後は、まるで優勝したかのような騒ぎで、サポーターと喜びを分かち合っていた。 エトワール・サヘルは、12日に南米代表ボカ・ジュニアーズと対戦する。 ![]() ◆エトワール・サヘル 試合後マルシャン監督会見 ◆パチューカ 試合後メサ監督会見 |












