TOYOTAプレゼンツ・FIFAクラブワールドカップジャパン2007

大陸予選情報

ボカ・ジュニアーズ/南米代表



2007.12.10 あさって初戦 ボカ一日早く国立の芝チェック

初戦をあさってに控えたボカ・ジュニアーズが、通常前日に行う試合会場での最終調整を一日早い10日に行いました。と言うのも、前日の公式練習は1時間と決められているのですが、前々日であれば時間制限がないため、より長い時間を使って、練習できるからだそうです。国立競技場のピッチ状態を確かめながらの練習は、終始リラックスムード。練習後には、ルッソ監督とMFゴンザレスが会見に出席しました。

ルッソ監督
Q.昨日の試合(エトワール・サヘル対パチューカ)をどう見たか?
私もそしてメディアのみなさんも、パチューカが本命だと思っていただろうが、サッカーでは起こりがちなこと。今回はエトワール・サヘルが勝ち上がり、このチームはこれからも伸びていくだろう。まだ細かい分析をしていないので、それを踏まえて対策を考えたい。選手はみな試合に向け、準備をしてきている。その日のコンディションも見て、ゲームプランを決めたい。国内リーグでは、大変な状態だったが、けが人も回復して来ている。南米では、ボカはオフェンシブなチームとして知られているし、相手によってスタイルを変えることはしない。

Q.若手が多いチーム編成だが?
ボカには本当にいろいろな経験を持った選手がいる。FWパレルモのような経験豊富なベテランもおり、若手には多くのことを学べるいい環境だと思う。相手がどこであろうと、自分たちは自分たちのスタイルで行くつもりだ。

Q.今日、このピッチに立って何を感じたか?
DFバタグリアと、2000年にレアル・マドリードと対戦した時のことを話した。彼は20歳の時にここでプレーをしたのだ。今回もう一度歴史に名前を刻めるようベストを尽くしたい。ボカには輝かしい歴史がある。今回、このメンバーで、このような記憶に残る大会に参加し、歴史の1ページに名前を刻めたことを、うれしくと思っている。

Q.エトワール・サヘルの弱点とは?
ライバルに対しては、リスペクトしないといけない。ボカの方が強いじゃないかと言われることもあるが、サッカーはキックオフしてみないとわからない。サッカーは優勝候補が負けることが多い。ライバルがどうこう言うのではなく、いつもと同じボカのサッカーをするだけ。

Q.この試合はボカで指揮をとる最後の試合か?
現在の状況は厳しいが、今はボカがこのクラブワールドカップで優勝することだけを考えている。後のことは、終わってから考えたい。

Q.リケルメは来日するのか?
明日来る。彼はとても重要な選手だから、来たらいろいろ話したいと思っている。彼は、我々の立派なチームメイトだから。

MFゴンザレス
この大会で経験できること全てを楽しみにしている。(来日前の)国内リーグでの成績があまり良くないが、今回はベストメンバーで来日している。世界のトップチームと戦えるので、わくわくしている。ボカはアルゼンチンの代表でもあり、その国民の期待に応えるために、必ず決勝に残りたい。
正直に言うと、パチューカを中心に分析していた(苦笑)エトワール・サヘルについても少しは知っている。メキシコの強豪を破ったチームなので、油断はできない。特に守備がいいと思うが、アルゼンチンでも守備の固いチームと対戦しているので、いつもと同じように相手を崩していきたい。

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