おじいちゃんがんばって!の秋

ゆりぐみ(編成局)

一人暮らしの父が体調を崩して入院してしまい、
夫に息子(5歳)を託せる日は、
片道3時間半かけて故郷に戻っています。


父の入院は一大事。
加えて、
平日は朝も夜も時間に追われるぶん、
休日は何をおいても
家族3人そろって過ごすようにしていた我が家に初めての試練。
「母ほとんど不在」の日々が続いています。

「おじいちゃん、死んじゃうの?」(いやいや、そこまで深刻じゃない)
「ママ、おじいちゃんにがんばれって言ってね」
小さな手を振ってもらい、病院への道を急ぐのです。
おじいちゃん、この孫の成長を見ないでどうする!


もう少し落ち着いたら、息子も連れて行きたいのですが、
「つまんない」とぐずり始めるか、
病院の廊下で走るか、
触っちゃいけないものを触るか、
と考えると、なかなか・・・


そうはいうものの、
子どもの成長は親が思う以上だったりします。
ひょっとすると、
今まで見せたことのないおとなしさと物分かりの良さを見せてくれるかもしれません。
スケジュール帳をにらみ、
その横顔に成長の兆しを確かめながら、
息子がおじいちゃんを直接元気づけられるチャンスを探っています。
2014091119190001.jpg


写真は、最近初めて抜けた歯を、ケースに入れて手首に付けた息子。
こうして手を振ると、カタカタと軽やかな音がします。