出場チーム

12月20日、ガンバ大阪戦前日会見

12月20日、ガンバ大阪との3位決定戦を明日に控えたパチューカが最終調整を行いました。これまでの試合は国立競技場だったので、横浜国際総合競技場は初めて。芝の感触を確かめながら、ミニゲームなど軽めの調整を行いました。そこで気になったのが、GKカレロの練習用ユニフォーム。カレロ ム?!親日家のカレロが、特注でカタカナ入りの練習着を作ったそうですが、Calero M (Miguel ミゲル)がどこかで「カレロ ム」になってしまったようです!会見にはそのGKカレロとメサ監督が出席。今年で37歳のGKカレロ、長いキャリアの集大成として3位決定戦に望みます。

メサ監督
「明日は勝ちたい。気持ちを切り替えて、あらためて勝利を目指して頑張りたい。ガンバ大阪はすばやい動きで、観客にアピールするプレーをする。守りもいいが、自分たちから仕掛けていくタイプだと思う。リガ・デ・キトとの準決勝では、うちの選手はとても疲れていた。100%の力でピッチに立つことが出来ず勝てなかったので、試合後は意気消沈していた。明日は、お互い似たようなチームなので、ボールの動きを大事にしたい。3位になるのは、とても重要な事。選手には何人かいるが大丈夫。その前の試合が120分だったからね。明日はフレッシュな気持ちで戦えるようにしたい。」

Q.プレッシャーは?

メサ監督
「人を非難するのは簡単なこと。いつも我々はそういった問題に直面している。そんな周りの言う事には耳を貸さず、ただ勝つことだけに集中したい。メキシコ代表、そして北中米カリブの代表として頑張るだけ。」

Q.PK戦になれば有利?

メサ監督
「PKに関してはいつも練習しているので心配ない。もちろん戦い方は変えるつもり。特にガンバはスピーディーなので、フレッシュな選手を使いたい。試合を消化して疲労しているのは確か。疲労度を考えて、新たにスタメンを考えたい。ここはクラブのワールドカップ。いつまでもがっかりしていても仕方ない。」

GK カレロ
「うちのみんなは満足していない。明日はよい印象を与えられるようなプレーをしたい。」

Q.ガンバ大阪MF遠藤のPK対策は?

「遠藤はいい選手だね。PKもうまい。その場面を繰り返し見て、分析もした。止めるのは難しいかもしれないが、いいプレーをして勝つのみ。とにかく3位を目指したい。」

Q.明日は特別な試合?

「世界レベルの大会で、ゴールマウスに立てることをとてもうれしく思う。私の最後の舞台と言っても過言ではない。心に残るプレーをしたい。私にとっては人生で最も重要な試合と言ってもいいだろう。この場を借りて全ての方にありがとうと言いたい。」