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■砂肝のスパイス炒め
砂肝
300g
ターメリック
小さじ1/2
油
小さじ1
クミンシード
小さじ1
赤唐辛子の小口切り
1本分
にんにく
1かけ
しょうが
1かけ
ターメリック
小さじ1/3
コリアンダーパウダー
小さじ1
ガラムマサラ
小さじ1
塩
小さじ1
トマト
(小)1個
針しょうが、香菜
各適量
●油
■スパイスフライドポテト
じゃが芋
4個(500g)
ドライパクチー
小さじ2
ブラックペッパー
小さじ1/2
レッドペッパー
小さじ1/4
ローストクミンパウダー
小さじ1
岩塩
小さじ2/3
※あれば、うまみの濃いピンク岩塩がよい
●バター、油
ショウガ科の植物の根茎を乾燥させて粉末にしたもので、和名は「うこん」。わずかな辛みと苦みがあり、色素成分が油に溶けて鮮やかな黄色になるため、カレー料理には欠かせない。

セリ科の植物、香菜の種子を乾燥させて粉末にしたもの。柑橘系の爽やかな甘い香りとマイルドな辛みがある。肉の臭み消しにも効果的で、ひき肉料理や豆料理に利用。クミンと相性がよく、カレー粉にも不可欠。

豊かな芳香がある混合スパイス。本来は料理に合わせてそのつど調合し、ひきたてを用いる。主に使われるスパイスは、クミン、カルダモン、クローブ、シナモン、ナツメッグ、コリアンダー、ブラックペッパーなど。

セリ科の植物の種子。新約聖書にも登場するほど古くから使われていて、インドでは使用頻度の高いスパイス。ほろ苦く個性的な芳香がある。シードのまま用いるときは油で炒めて香りを引き出すのがポイント。

辛み種の熟した赤唐辛子を乾燥させ、種ごと小口切りにしたもの。油で炒めるとより辛み、香り、うまみが出る。
「パクチー」は香菜のタイ語名。日本でもポピュラーな香味野菜になりつつあり、クセのある強い香りが苦手な人がいる一方、やみつきになる人も多い。細かく刻んで乾燥させたもので、フレッシュよりも香りは弱いが、手軽に使えて便利。

こしょうの木の未熟果を皮ごと乾燥させたもの。皮を除いた白こしょうより香りも辛みも強く、インド料理では黒こしょうが好まれる。肉の臭み消しや腐敗防止効果があることから、古くは貴重品として扱われてきた。

辛い赤唐辛子の粉末で、「チリペッパー」、「カイエンペッパー」も同様に使える。油で炒めると刺激的な辛みと香りが立ち、うまみが出るのが特徴。おいしいと感じるぎりぎりの辛さになるように量を加減して用いるとよい。

クミンシード適量をフライパンに入れて中火にかけ、絶えず混ぜながら香ばしく空炒りし、煙が出はじめたら火を止め、余熱でさらにカリッとするまで火を通す。

まな板にあけ、めん棒やびんなどを転がして粉末、または粗びきにする。

びんなどに入れて密閉保存すれば1か月は香りが持続する。

フライドポテトの調合スパイスはフライドチキンやゆで野菜にかけてもよく合います。
砂肝はターメリックを加えた熱湯でゆでておくのがポイント。
ターメリックはアクや臭みを抜き、砂肝をやわらかくする効果があり、筋切りせず、そのまま切ってOK。
トマトがくずれる前に仕上げましょう。
このレシピの先生

香取 薫 先生