雁月(がんづき)
寒い日に食べたくなるおやつ。
結婚してすぐ、主人の転勤で岩手県に住んだ時に覚えた味、『雁月(がんづき)』です。
大きく蒸した生地を「満月」に、上に散らしたごまとくるみを「雁」に見立てたといわれている、蒸しパンのような郷土料理です。
お酢が入っていますが、「すっぱく」なりませんので、ご心配なく(^^)

雁月(がんづき)
◆材料
黒砂糖 90g
牛乳 120cc
卵 1個
薄力粉 150g
重曹 小さじ1
酢 大さじ2
黒ゴマ 大さじ1
くるみ 25g
◆作り方
1.鍋に黒砂糖と牛乳を入れて火にかけて黒砂糖を溶かす。ある程度溶けたら、火を止めて余熱で溶かし、沸騰させないでください。
2.ボウルに卵を割り入れ、泡立て器で溶きほぐし、粗熱が取れた1を加え、混ぜる。均一になったら、薄力粉と重曹を入れて混ぜ、粉気が少なくなったところで、酢を加えて混ぜる。(全て泡立て器で混ぜてください。均一になったら混ぜ終わりです。)
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3.蒸しカゴや金ザルにオーブンペーパーを敷き(蒸しカゴや金ザルを使用せず、蒸し器や蒸籠上段に直接オーブンペーパーを敷いてもOKです)、2を流し入れ、くるみとごまを散らす。湯気の出た蒸し器で、15~25分強火で蒸す。
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※蒸し時間は、蒸し器の大きさや金ザル、蒸しカゴの大きさによって異なりますので、様子を見ながら調節してください
※湯気でやけどをしない様、蒸しカゴや金ザルをのせる際は、一旦火を止めて作業してください。
※蒸し器の蓋には、ふきんを巻き、火が移らないよう、上部で結ぶと、水滴がたれず、綺麗に仕上がります。
※小さい蒸し器をお使いの方は、途中で蒸し器の水がなくならないよう、ご注意ください。
4.竹串で刺し、ベタベタした生地が付かなければ、取り出してオーブンペーパーをはがし、網の上で冷まして、食べやすい大きさに切る。
岩手県在住中に、長男が産まれ、かけがえのない友達が沢山できました。
そんな岩手県に想いを馳せながら、いただくおやつは、じんわりと心にしみ込む懐かしい味です。
■ コメントをくださった方へ ■
(グリーンアップルさん。さん)鶏ひき肉とねぎの卵とじどんぶりは、すぐに火が通り、4人分まとめて作ることができるので、忙しい時にはとても便利です(*^^*)。美味しく作れますように!
(けんままさん)鶏ひき肉で作ると、だしや卵と一体化するので、親子丼とはまた違った味わいを楽しめます。気に入っていただけますように!
(かずきママさん)初めての北海道の冬、想像以上の寒さに驚きました。けれど、体は慣れてくるものですね~(^-^)バルサミコ酢レシピ、またご紹介できるよう試作しますね。
(めぐゆ~さん)バルサミコ酢、いいタイミングでご紹介できてよかったです!私は、脂ののった鯖や鰯が大好きなので、お口に合うレシピになるか不安ですが、色々試してみますね。
(いつきママさん)更新を楽しみにしていただき、とても励みになります(*^^*)だし汁は鰹節でとったものまたは、鰹風味の顆粒だしでOKです。
(マヨさん)鶏ひき肉の卵とじどんぶりを作っていただきありがとうございます。舞茸とエリンギのしょうが炒めとともに定番にしていただき、とっても嬉しいです!
(みぽりんさん)牡蠣の佃煮、気に入っていただき、嬉しいです!お鍋まで購入してくださったんですね。旦那様のおっしゃる通り、帆立もよさそうですね。試してみます!
(ちゅらさんさん)たくさんのお料理を作っていただき、ありがとうございます。鶏ガラスープの素とコンソメの使い分け、私も基本的には、中華風→鶏ガラ、洋風→ブイヨンやコンソメを使っています。長いもを入れたミルクスープは、バターなどの油脂類で炒めずにコクを出したいと色々なもので試しました。鶏ガラスープの素は、生クリームとの相性もよかったので、さらなる可能性を探求中です。
(あやかママさん)先日ご紹介した「鶏ひき肉とねぎの卵とじどんぶり」のねぎを玉ねぎに代えて作ると、ボリュームが出ます。よかったらお試しくださいね。





















