小豆あん
遥か昔から日本人の生活に密接に結びつき、日本最古の「古事記」や「日本書紀」にも記述されている小豆。
我が国における小豆作付面積の8割は、北海道が占めています。
十勝産の新豆が手に入ったので、コトコトと炊いて「あん」を作りました。
甘さ控えめの手作り「あん」は、小豆本来の味とやわらかな舌触りを味わえますよ。
小豆あん

◆材料(作りやすい分量)
小豆・・・・・・・・・300g
砂糖・・・・・・・・・150g~(お好みで増やしてください)
塩・・・・・・・・・・ひとつまみ
◆作り方
1. 小豆は洗い、大きめの鍋に入れて6カップ程度の水を注いて中火にかける。
2.完全に沸騰し、ボコボコと大きな泡が出てきてから5分ほど煮て、ザルに上げる。(小豆はアクが強いため、渋切りというこの作業が必要になります)

3.鍋に戻し、5カップ程度の水を加えて中火にかける。沸騰し始めたところで、1カップの水を注ぎ、弱火で煮る。
4.アクが浮いてくるので、こまめにすくい取り、水分が減ったら、小豆が常に漬かっている状態になるよう差し水をして、コトコトと煮る。(新豆は1時間程度、それ以外は1~2時間)
5.小豆を指でつまんで簡単に潰れるようになったら、塩と砂糖を2~3回に分けて入れ、好みの硬さよりややゆるい程度に煮る。(水分が少なくなってくると焦げ付きやすくなりますのでなべ底をこするように絶えず混ぜてください)
★ポイント
・砂糖は、必ず小豆が軟らかくなってから入れてください。まだ硬いうちに砂糖を加えてしまうと、いくら煮ても柔らかく煮上がりません。
・「あん」は、冷めると固まるので、お好みの硬さよりややゆるめに仕上げてください。

白玉の上にのせて。

抹茶アイスクリームに添えて。

こちらは、小豆あんと生クリームのサンドウィッチ。後味のさっぱりとしたコーヒーとよく合う気がします。
じんわりと伝わる甘味と豆の風味は心を和ませてくれます。
■ コメントをくださった方へ ■
・エビが好きになったという嬉しいコメントをありがとうございます!我が家は、決勝戦前に試作をしすぎて、家族一同「しばらくエビは・・・」という状態だったのですが、最近食卓にエビが戻ってきました(^^) 「海鮮と野菜の中華炒め」は、カリッと焼き上げた焼きそばにも合うので、色々お試しいただけたら嬉しいです!



