食欲の秋★かけがえのない柿の木、栗の木

中2と小2の男子のママです。小2の次男は、アナウンサーか生物学者か総理大臣になりたい、という野望を持ち、そのせいか、ニュース・時事問題が好きです。質問にたじたじとなる時もありますが、その好奇心と問題意識、大事にしてね。

くま(事業局)

小2の次男の週末の宿題は、作文「秋と言えば」でした。

 

秋と言えば

ぼくはあきになると、かぞくで、ふくしまのいえにいきます。

いろいろな木があります。

そのなかには、かきの木やくりの木があります。

ほかには、おちゃの木もあります。

あと、どんぐりのめがはえていま、じゅんちょうにそだっています。

もうちょっとするとくるみのなえをかいます。

きょねんは、かきが大ほうさくでした。

ことしはかずがすくない分大きくなりました。

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きょねんもくりをとったけれど、ひとつだけ、ちょううまかったのがありました。

こんどのかきとくりはどんなあじがするのか、たのしみです。

 

 

我が家は福島市の中通りにある実家によく行きます。

小2の次男は、幼児の時に東日本大震災を知り、

当時から、被災地、とりわけ福島が置かれた厳しい状況に、

心を痛め、家族で募金などを続けてきました。

福島が置かれた厳しい現実を知りながら、

夫も子供たちも、福島の家に行くこと、その美しさを楽しむことを忘れません。


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さて、週末、福島の栗の木を思いながら、パンケーキに

生クリームと栗をのせて隣の公園で食べました。

 

 

木々は色づき、お日様が綺麗で、家族で本当に幸せな時間を過ごしました。

「ずっとこんな風にしてたいね」と次男。

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誰も教えていませんが、無邪気にパンケーキをほおばりながら、

「水と安全はタダじゃないんだ」「外で遊べない子供もいるんだ」と、

一緒に遊んでいたお友達に説明していました。

 

安全な場所で安全な食べ物を食べながら、

そのかけがえのなさを親子で噛みしめた秋の一日でした。

かけがえがないからこそ、とても美味しいと思いました。