ママモコモ子育てブログ
2015.10.06
くま(事業局)
小2の次男の週末の宿題は、作文「秋と言えば」でした。
秋と言えば
ぼくはあきになると、かぞくで、ふくしまのいえにいきます。
いろいろな木があります。
そのなかには、かきの木やくりの木があります。
ほかには、おちゃの木もあります。
あと、どんぐりのめがはえていま、じゅんちょうにそだっています。
もうちょっとするとくるみのなえをかいます。
きょねんは、かきが大ほうさくでした。
ことしはかずがすくない分大きくなりました。
きょねんもくりをとったけれど、ひとつだけ、ちょううまかったのがありました。
こんどのかきとくりはどんなあじがするのか、たのしみです。
我が家は福島市の中通りにある実家によく行きます。
小2の次男は、幼児の時に東日本大震災を知り、
当時から、被災地、とりわけ福島が置かれた厳しい状況に、
心を痛め、家族で募金などを続けてきました。
福島が置かれた厳しい現実を知りながら、
夫も子供たちも、福島の家に行くこと、その美しさを楽しむことを忘れません。
さて、週末、福島の栗の木を思いながら、パンケーキに
生クリームと栗をのせて隣の公園で食べました。
木々は色づき、お日様が綺麗で、家族で本当に幸せな時間を過ごしました。
「ずっとこんな風にしてたいね」と次男。
誰も教えていませんが、無邪気にパンケーキをほおばりながら、
「水と安全はタダじゃないんだ」「外で遊べない子供もいるんだ」と、
一緒に遊んでいたお友達に説明していました。
安全な場所で安全な食べ物を食べながら、
そのかけがえのなさを親子で噛みしめた秋の一日でした。
かけがえがないからこそ、とても美味しいと思いました。