小学校高学年★家内ひっこし大作戦

小学4年と1年の女児のママです。10歳になった長女が、冬休み中に家事に目覚め、料理に洗濯に、お風呂掃除にと、なかなか戦力になってきたのが嬉しい限り。一切、勉強はしてくれませんが、この際、生活力をつけていくのも悪くないと、ドンドン参画させています。

ひろ(社長室)

小学4年の女児のママです。

昨年から娘が「一回でいいから引っ越したい」を連発しています。
仲良しのお友達が学校近くの戸建てに引っ越すというのがたまたま数件続いて
「わたしも引っ越したい」となったようです。

実は私は、父親の仕事の関係で、2~3年に一回引っ越し続きだった子供期を過ごし、
ひとところに住むことに憧れがありました。
反対に、生まれたときから同じマンションに住んでいる娘にとっては
「ないものねだり」になる気持ちも分からなくはない。

しかし、そんな準備も資金もない我が家。
出した結論は「家庭内の大引っ越し」作戦です。

妹と二段ベッドの娘には、ベッドをバラしてシングルにする、
勉強机とベッドを置いて、カーテンで仕切る「自分のエリア」をしっかり作る。
これを誘い文句に、引っ越し熱を模様替えにすり替えることに成功しました。

これまでの部屋を相互に入れ替えるとなると、余剰スペースがないとモノが動かせない。
まずは、各自、荷物を目標半分!に減らしましょうということになりました。
おかげで年始より、先週末の三連休も含め、
ご近所からは、「引っ越しですか?」と言われる勢いで、一家総出の片づけ大会が始まりました。

ふたを開けてみると、子供のモノはさほど多くなく、
10歳の長女がそれなりに段取りよく動き、戦力十分。
大人二人が問題で、若いころに買ったあまり実用的ではないものが出るわ、出るわ。
衣類も、本当に着ているものはごくわずか。
引き取り業者さんにリサイクルして頂きました。

まだ道半ばではありますが、毎日目にする部屋の中が、必要なものだけになってくると、
自分の目の届く範囲が分かり、なんとなく心までスッキリしてきました。
これからは、食べ物以外、残るものは極力いただかず、買わず、生活していこうと思います。

お正月早々、娘のわがままに始まった大整理。
正直、いい機会をもらったと感じています。