どうする?視力低下

息子は人生3度目のスキーにして、「中・上級者コース」の急坂に挑むようになりました。母は、「下にいて、降りて来るところを撮ってあげるね」と、パスです。

ゆりぐみ(編成局)

学校の視力検査で「要再検査」の紙をもらってきたのが、秋の初め。

眼科に通い、目薬を使ってきましたが改善せず・・・


今すぐメガネが必要というほどではないものの

「学校の席は、真ん中より前になるように先生にお願いしてください」

と言われました。


はあ。

目が悪くならないように、口うるさく言ってきたのになあ。


「先生、目がよくなるグッズやら方法やら色々ありますが、試せば効きますか?」

と聞くと

「効くかもしれませんね。でも、お子さんが喜んでするならいいですけれど、

楽しくないことに時間やお金をかけるのなら、その分で本を買ってあげてください」

「本を読むのは目に悪いのでは!?」

「視力はね、目の形や骨格で決まるところが大きいんですよ。

ということは、お父さんお母さんが視力が低いと、目や骨格が似ているお子さんも視力が低くなりやすいんです。

そのことに一生懸命抵抗するよりは、本を読んだほうが楽しいでしょう」


もちろん、

視力が良いに越したことはありません。

視力回復の努力をして、良くなる人もいるでしょう。

でも、息子はそういうことにコツコツ取り組めるタイプではなさそうですし、

私は、まじめにやらない息子に腹を立てて、ガミガミ言ってしまう想像がつきます。

だったら、「遺伝だね」と諦めて、楽しく過ごすのもいいかもしれません。


とはいえ、まだ諦めきれず、毎晩目薬を差し、

「寝転んで本を読まない!」と叱りつけたりしていますが、

(でも、うつぶせになって、膝を曲げたりのばしたりしながら本を読むのって楽しいですよね)

先生の言葉はお守りのように、

「でも、まあ、いいか」と思える余裕をくれています。


カリカリしすぎず、

時には"目に良くない楽しいこと"も許してしまう、

ゆるい姿勢で見守っていこうかと思います。