後足

※首長竜をクリックする事で、各部分の化石を見ることが出来ます

指骨（１２）

発掘者：殿下

指骨（１１）

発掘者：鈴木先生

指骨（１０）

発掘者：ラッキー

指骨（９）

発掘者：ハンマー

指骨（８）

発掘者：城島

指骨（７）

発掘者：博士

指骨（６）

発掘者：ラッキー

指骨（５）

発掘者：ラッキー・ハンマー

指骨（４）

発掘者：ラッキー

指骨（３）

発掘者：城島

脊椎骨（４）

発掘者：ラッキー・ミキ姉

発掘２１６日目

脊椎骨（３）

直径3.3 cm　厚さ0.6 cm

第１プールで掘り出した岩盤の中から、216日目に、岩上隊員が発見した。

ハンマーで岩盤を割る作業を行っていたところ、割れた岩の断面に半円形の物体が現れた。
骨のようにも見えるが、単なる丸い石のようでもある。岩上隊員も、化石であるとの確証は持てない様子であった。
高橋先生が、カッターナイフで簡単なクリーニングを行いながら、顕微鏡で観察。すると、骨化石特有の構造が確認できた。

さらに丹念にクリーニングを行うと、側面に２つの『穴』が空いていることが確認できた。
これは、首長竜の幼体の背骨に見られる特徴である。
175日目にも、幼体の骨を発見している岩上隊員は、喜びもひとしおであった。

当然の事ながら、幼体の骨は、成体の骨に比べると細く小さいため、化石として残りにくい。
それでも、出来ることならば、親子ともに完全発掘したいところである。

発掘１８０日目

脊椎骨（２）

幅２．５ｃｍ　長さ３．９ｃｍ

１８０日目、第２プールから大量にみつかったサメの歯の密集地帯を掘っている時太一が発見。
このとき、この骨化石に隠された真実を思い描くことを誰も出来なかった。

餅のように丸く平べったいこの骨化石、これまで出土した首長竜などの化石と比べると明らかに小さい。

クリーニングは思ったよりも難航した。砂岩なので、クリーニングは楽だとおもったが、化石自体がかなりもろく、何度もパラロイド溶液を塗って固めてからクリーニングし始めた。
パラロイド溶液を塗ったので、うまく母岩から取り出せたかと思ったけれども、よくみると母岩に骨の一部が残ってしまい、それを取りだして化石の本体にくっつけた。

それにしてもこの小さな化石は一体何の化石なのか？
後日、長谷川先生の鑑定で、この骨は首長竜の幼体であることが判明。
つまり、発掘現場には首長竜が親子そろって眠っているという新事実が明らかになったのだ。

発掘１７５日目

指骨（２）

幅０．９ｃｍ　長さ１．５ｃｍ

１７５日目、岩上隊員が岩盤の残骸を土嚢袋に入れる際、ふと気になり土嚢袋に入れる前に、その場で目を凝らしてみていたところ、茶色の骨っぽいものが見つけた。内部を観察するため、ピッケルハンマーでその石を割ってみると、隠れていた部分がでてきて指骨だと確認できた。
それも、これまで発掘されてきた首長竜に比べると、全く小さすぎる。
もしや、またもや新種の恐竜を発見か。

さて、この化石はクリーニングする前からすでに岩盤の表面上に骨は見えていたので、母岩を簡単に取り除くことができた。

新たに明らかにされた小さな首長竜の存在。
これもその重要参考物の一つとなった。
隊員が抱いていた「小さな化石」の正体は、「小さな首長竜」の存在として、謎を解決してくれた。と同時に、隊員たちは自分たちの発掘の軌跡に感動すら憶えるのであった。

発掘１７１日目

指骨（１）

幅０．５ｃｍ　横１．３ｃｍ

１７１日目、金子隊員が第１プールの灰色の岩盤をエアピックで深く掘り下げていて、その岩盤をひっくり返してところ骨化石らしい物を発見。
金子隊員をはじめ、他の隊員が驚いたのは、その化石のあまりの小ささであった。

高橋先生からも「よくこんな小さな化石を見逃さなかったね」とお褒めの言葉を頂く。
太一も「小さくても骨は骨だよ」と、重要な証拠である化石を大切にクリーニング
へまわした。

化石が小さいこともあってか、クリーニングはかなり簡単に、エアチゼルひとつきでポロッととれた。それを、ハケで掃いて終わった。

そして、この小さな化石も後に首長竜の幼体のものであることが長谷川博士の鑑識によって判明する。

脊椎骨（１）

縦３．２ｃｍ　幅３．５ｃｍ

１８３日目、神田隊員のクリーニング中に発見。そのとき神田隊員がクリーニングしていた岩盤は、１８０日目、太一が第１プールと第２プールの間をエアピックで発掘していた時に拾い集めたときのもの。このとき、太一は別の指骨も発掘していた。ということは、周囲にもそのほかの骨化石がある可能性も大！

約２０ｃｍの岩盤をハンマーとコンクリート針で割ってみる。すると、大きいほうの岩盤に半円の化石くっついていた。とともに、目の前に接合できそうな半円の化石も落ちている。
最初は、灰色の岩盤から化石が半分見えた状態で発見され、木の実の化石かと推測していたが、断面を見ると骨の組織がはっきり見える。

今まで見たこともない化石に遭遇した神田隊員。どんな動物の骨なのだろうか？期待を胸に想像は膨らんだ。

その後、長谷川博士の鑑定により、この骨は幼体の脊椎骨であることが判明。