成澤文子のダイニング

「小学校のスキー授業に持っていくおにぎりはね、

カイロと一緒に包むといいよ」

 

北海道に引越してきた時、友人に教えてもらったアドバイスです。

 

お弁当を冷たく保つ「保冷材」は、夏場欠かせないアイテムですが、

温かい「カイロ！？」・・えぇ～～？？耳を疑いました。

 

スキー場に持っていくおにぎりにカイロを付けるのは、

おにぎりが凍ってしまわないようにという配慮。 

この時期、ゲレンデは様々な小学校からスキー授業にやってくるので、

スキー場のレストランなどは使えません。

おにぎりを入れたリュックも屋外に置いておき、外で食事をするので、

アルミホイルやラップなどで包んだだけのおにぎりは、

凍ってシャリシャリになってしまうんだそうです！

 

長男のスキー授業は、あいにくの雪が降るお天気でしたが、

友人に教えてもらったおかげで、なんとか凍らずに美味しく食べられたそうです(^^)

（凍らないだけで、温かくなるわけではないようです）

雪の中、おにぎりをほおばる子供たち。それにしてもたくましい！

引率してくださった先生方やお母様方に感謝です。

 

こちらは、１回目のスキー授業が中止になった時のお弁当。

学校へ持っていくお弁当なので、もちろん、カイロはなしです。

 

＜menu＞

・鶏つくね

・パプリカ炒め

・卵焼き

・ほうれん草と菜の花のごまあえ

・梅干しとごまごはん

リクエストは「卵焼き」と「肉！」。

「肉！」は鶏つくねにしました。

テリのあるたれがからんだ「つくね」は、ごはんがすすみます。

 

鶏つくね

◆材料：2人分

玉ねぎ・・・1/4個

サラダ油・・・小さじ1

（A)

鶏ひき肉・・・150ｇ

パン粉・・・大さじ3

卵・・・1/2個

酒・・・小さじ1

塩、こしょう・・・少々

（B)

しょうゆ・・・大さじ1と1/2

みりん、酒、水・・・各大さじ1

砂糖・・・大さじ1/2

 

◆作り方

1.玉ねぎはみじん切りにする。

2.1と（A)を混ぜ合わせて丸め、サラダ油を熱したフライパンで焼く。

3.片面に焼き色が付いたらひっくり返し、蓋をして弱火で中まで火を通す。

4.（B)を加え、煮からめる。

 

お弁当だけでなく、夕食のおかずとしてもおススメです。

お酒にも合いますよ～。

 

■　コメントをくださった方へ　■

 （たえぽんさん）お弁当はお皿に盛りつけるのと違い、いろいろ気を遣うことが多いですよね～。お弁当を作り始めた頃、詰め方がしっかりしていなくて、悲しくなるほど偏っていたことを思い出しました(^_^;)すき間なく詰めるのも大切ですね。

（けんままさん）毎日２人分の弁当を作っていらっしゃるのですね！最近の高校生はどんなお弁当が好きなのでしょう～(^^)お弁当本を楽しみにしてくださり感激です。少しでも参考にしていただけますように！

（モモコさん）味付けを気に入っていただきとっても嬉しいです～(*^^*)励みになります。新刊本、楽しんでくださり、よかったです！ありがとうございます(*^^*)

（みぽりんさん）大雪、テレビのニュースを見て、心配しておりました。一日も早く通常通りの生活に戻りますように・・。大変な時にもかかわらず、励ましのお言葉をくださり、本当にありがとうございます(*^^*)とっても！嬉しかったです。

（さなちさん）分かります(^^)私も食事のバランスを特に気にし始めたのは、子供が生まれてからでした。ご質問の栄養学の本ですが、毎日の食事の参考されるのでしたら、栄養素別に説明している本が分かりやすいかと思います。その栄養素を含む食品も一緒に記載されていると、足りない食材を補いやすいので便利ですよ。

（おりえさん）いつもブログを見てくださりありがとうございます(*^^*)早速！新刊本からスープを作ってくださったとのこと、とっても嬉しいです！スープは、満足感がありますし、この時期は温まりますね～(^^)

（ミナコさん）もうすぐ小学生ですね！おめでとうございます(*^^*)卒園式、入学式と喜びがいっぱいで楽しみですね★レシピ本、ありがとうございます。普段のお食事にも是非作ってみていただけたら嬉しいです(*^^*)

（chiharuさん）ありがとうございます(*^^*)表紙のお弁当は、パート2でご紹介している照り焼きミートボールと、だし巻き卵、にんじんとナッツのきんぴらを詰めました。毎日作っていらっしゃるんですね！お役に立てたら・・と願います！

（ちゅらさんさん）おばあちゃんは特別な存在ですよね。今でも孫の顔を見せたかったなとか、出来上がった本を見てほしかったななど・・よく思います。お忙しい中、本屋さんへ足を運んでいただきありがとうございます(*^^*)また是非いろいろ教えてください！

（リナママさん）ありがとうございます！お嬢さんのお弁当の参考にしていただけたら嬉しいです(*^^*)娘のお気に入りは、焼き鳥丼とかぼちゃのハニーナッツサラダ、しそペッパー肉巻き（ペッパー少なめ）です。もしよろしかったらお試しください～！

（千葉達郎さん）これまでのレシピ本大活躍・・嬉しいお言葉をありがとうございます(*^^*)ぶりの照り焼きや、鮭のゆず味噌焼き（ゆずと玉ねぎなしでも）、野菜たっぷりげんこつ豚などは我が家の夕食にもよく登場している料理です。上記魚は、塩を振って臭みや水分を拭くひと手間が美味しさのコツです～(^^)

 

もうすぐクリスマス！皆さまいかがお過ごしでしょうか。

年末にむけてイベントが目白押しのこの楽し～い時期に、

我が家では風邪が大流行。

娘から息子にうつり、ついには私も八度以上の熱が出て寝込んでいました。

 

この週末に予定していた友人とのウキウキおうち飲み会は、泣く泣く断念。

外出もできないので、おうちで早めのクリスマスを楽しみました。

メニューは、体が温まるチキンのホワイトシチュー。

少しでもクリスマス風にと、

ブロッコリーとピンクペッパーをのせてクリスマスカラーを入れました。

煮込み時間も短く、簡単に作れるシチューです。

 

 

チキンのホワイトシチュー

◆材料：4人分

鶏もも肉・・・1枚

玉ねぎ・・・2個

マッシュルーム・・・5個

ブロッコリー・・・1個

バター・・・大さじ2

薄力粉・・・大さじ3

水・・・2と1/2カップ

固形スープの素（洋風）・・・2個

牛乳・・・1カップ

塩、こしょう・・・少々

ピンクペッパー・・・適宜

 

◆作り方

1.鶏もも肉はひと口大に切り、塩、こしょうする。

2.玉ねぎは1.5センチ角に、マッシュルームは半分に切る。ブロッコリーは小房に分け、塩ゆでする。

3.厚手の鍋にバターを入れて熱し、1の皮を下にして入れ、玉ねぎをのせて中火で加熱する。

4.鶏皮に焼き色が付いたら、へらで全体を混ぜながら炒め、玉ねぎが透き通ってきたら、マッシュルームと薄力粉を加えて炒める。

5.薄力粉がなじんだら、水と固形スープの素を加え、混ぜながら中火で煮る。沸いてきたら、弱火にし、蓋をして4～5分煮る。

6.牛乳を加えて混ぜ、塩、こしょうで味をととのえる。

7.器に盛り、ブロッコリーとあればピンクペッパーをのせる。

 

寒い日が続いていますので、

皆さまどうぞ私みたいに風邪をひかないでくださいね。

そして楽しいクリスマスをお過ごしください！

 

■　コメントをくださった方へ　■

いつもありがとうございます。お返事が遅く大変申し訳ございません。また気軽にメッセージいただけたら嬉しいです。

（マーママさん）『雁月』と『豆とごぼうのカレーバルサミコ』を作っていただきありがとうございます！どちらも気に入っていただきよかったです。雁月、最近作っていないので、素朴なあの味が恋しくなりました～(^^)

（さなちさん）『トマト素麺』に、『コチュジャン焼き』早速お試しくださったんですね(*^^*)サバでアレンジしていただき嬉しいです！家族が喜ぶ顔は、何より励みになりますよね♪料理が楽しくなるとのお言葉に、心がじぃ～んと温まるようでした(*´∀｀*)ありがとうございます。

（千葉達郎さん）『いろいろ野菜のカツオ風味』、今までで一番美味しいとのお言葉に飛び上がりました～(*^^*)つゆの加減がなかなか決まらず、何度も作ったので、気に入っていただきとても嬉しいです。沢山作って冷蔵庫にストックしておくこともできますので、またよかったら作ってみてくださいね(^^)

（銀たろさん）初めまして！小松菜が苦手でいらっしゃるのに、『棒餃子』をお試しいただきありがとうございます！めっちゃ美味しくて感動とおっしゃっていただき嬉しいです～。お忙しい毎日の料理は大変なことも多いかと思いますが、是非ご一緒に楽しみたいです！北海道、今日は雪が降っています～。

（ちゅらさんさん）「かあいい～」の言葉がとっても愛らしくて。パソコンの前で想像してにんまりしてしまいました。お嬢さんに気に入っていただき嬉しいです(*^^*)ロマネスコ！見付けられたんですね(*^^*)バンザイ！形が複雑で面白いですよね♪横浜も寒いんですね。クリスマスはお日様が顔を出してくれるといいですね。

 

忙しい日のお助けメニュー。

 豚肉と根菜をレンジでチン！するだけの炒め煮風。 

火が通るのに時間がかかる根菜の炒め煮も、

電子レンジを利用すれば、炒め油が不要なうえ、時間も短縮。

手軽に作れ、根菜がほくほくに仕上がる嬉しいおかずです。

 

豚肉と根菜のごまみそチン！

◆材料：2人分

豚こま切れ肉・・・100ｇ

れんこん・・・100ｇ

にんじん・・・1/4本

ごぼう・・・1/2本

＜れんこん、にんじん、ごぼうは、合わせて200ｇ程度＞

酒・・・大さじ1

万能ねぎ・・・適宜

（A)

味噌・・・大さじ1

すりごま・・・大さじ1

みりん・・・小さじ1

砂糖・・・小さじ1/2

 

◆作り方

1.豚肉に酒をもみ込む。

2.れんこんとにんじんは7ミリ幅の半月切り（またはいちょう切り）にする。ごぼうは5ミリ幅の斜め切りにし、耐熱ボウルに入れる。

3.2に1をのせてふんわりとラップをし、電子レンジ600Wで4分加熱する。

4.皿などで押さえながら底にたまっている水分を軽く切り、（A)を加えて混ぜる。再度ふんわりとラップをし、電子レンジ600Wで2分加熱する。

（調味料を合わせる前に、余分な水分を切ることで、使用する調味料の量を減らすことができます。）

5.器に盛り、2センチ長さに切った万能ねぎを添える。

 ※　電子レンジの加熱時間は野菜の重さや機種で異なります。

 

歯触りがいい根菜類は、食べ応えがあり満足感も十分。

クリスマスや忘年会など、外食が多くなり野菜不足！という方にも、

師走の慌ただしい日々をお過ごしの方にもオススメです。

 

■　コメントをくださった方へ　■

（さなちさん）初めまして。嬉しいお言葉、ありがとうございます(*^^*)『さんまのコチュジャン焼き』、ご家族に気に入っていただき嬉しいです！「いわし」や「さば」でも代用できますよ。以前コメントにも、さばで作って美味しかったと教えてくださった方もいらっしゃったので、よかったらお試しください(^^)「トマトそうめん」！初めて知りました。食べたことがないので、想像だけですが・・トマトと、青しそ、モッツアレラチーズ、めんつゆで食べてみたいです。（合わなかったらすみません！）赤色の麺は、クリスマスにも合いそうですね。

（モモコさん）沢山のお料理をお試しくださったんですね。嬉しいです(*^^*)『pink&yellow！ドレッシング』は、炒め物にも便利ですよね。先日は豚肉の味付けにも使いました！『えびのフライパングリル』がおもてなしのお役に立て、何よりです！こちらこそ・・感想を教えていただきありがとうございます！

（ちゅらさんさん）『鶏ささみの梅しそ焼き』と『鶏肉のこんがり焼き』、お口に合い嬉しいです。ご実家に柚子の木があるんですね(*^^*)柚子は結実するまで時間かかると聞きましたが、上手に育てていらしてすごいです！自家製柚子七味。想像した私にも柚子の爽やかな香りが届いてくるようです～。私も無農薬柚子が手に入ったら作ってみたいです。横浜の大根、安くておいしい時期ですよね。大根レシピができましたらご紹介しますね★

 

 

芳ばしく焼いた鶏肉に、ポン酢と大根おろしと三つ葉を添えて、

 仕上げにひとふり。

先日ご紹介しました『香り唐辛子』のお気に入りの食べ方です。

香り唐辛子がない場合は、七味唐辛子や粗びき黒こしょうでも美味しいです。 

 

 

鶏肉のこんがり焼き～香り唐辛子と一緒に

 

◆材料：2人分

鶏もも肉・・・1枚

三つ葉・・・1株

サラダ油・・・大さじ1/2

塩、こしょう・・・少々

大根おろし・・・適量

ポン酢・・・適量

香り唐辛子（または七味唐辛子）・・・お好みで少々

 

◆作り方

1.三つ葉は根を落とし、2センチ長さに切る。鶏肉は、塩、こしょうをふる。

2.フライパンにサラダ油を熱し、鶏肉の皮を下にして入れる。へらでぎゅうぎゅう押さえなが中火で焼き、きつね色になって皮がパリッとしたら、ひっくり返して反対側も焼く。（皮目をしっかり焼いてからひっくり返してください）

3.肉に火が通ったら、食べやすい大きさに切って皿に盛る。大根おろしと三つ葉をのせ、ポン酢をかけ、香り唐辛子をふる。

 

 

ふんわりと口に広がるピリッとした辛みとほのかな苦み。

心地いい刺激が鶏肉のうま味を引立ててくれます。

 

ほんの少し加えるだけで、

なんだかとっても特別に感じられる自家製香辛料。

三つ葉の香りとともにお楽しみください。

 

■　コメントをくださった方へ　■

（yuzuさん）悩みながらもコメントをくださりありがとうございます！『やみつき鶏』がお役に立っているとのこと、嬉しいです。「揚げる」という難しい調理法をクリアされているのですから、素晴らしいですよ！私は、結婚前、何度もからっとしない揚げものを作っていました～。私はたまたま料理が好きですが、お裁縫は大の苦手。yuzuさんのように好きになろうと努力する姿勢をうかがい、私も見習わなくては！と思います。ご質問についてですが、すぐに出来上がる簡単な料理からチャレンジして、少しづつレパートリーを増やしてみてはいかがでしょうか。ぐっと、楽になると思います。以前ご紹介した豆腐とねぎの照り焼きどんぶり　やカリッとジューシー！小松菜の棒餃子などは簡単ですよ。手軽に作れる料理や盛り付けなど、思いついたらブログに書いていきますので、よろしかったらまた見てください。一緒に料理を楽しんでいけたら・・いいな(*^^*)

 

 

本日のヒルナンデス！『第3のレシピ』では、

『スープ小籠包』（レシピはこちら）と、

『カリッとジューシー小松菜の棒餃子』（レシピはこちら）の

2品をご紹介しました。

こちらが『スープ小籠包』です。

市販の餃子の皮で肉だねを包み、スープをかけるだけなので、
皮をこねるのも、スープをゼラチンで固めて包む作業も不要です。

包む際は、皮の真ん中に肉だねをのせて、
皮のふちに一周ぐるりと水を付けてから、
一か所にひだを集めてつまむだけ。

市販の餃子の皮は、大判タイプを選ぶと包みやすいです。

包むのが難しい場合は、
両手の親指と人差し指で十字につまむ方法でも
いいですよ。

また、
十字につまんだひだを時計回りに倒せば、風車のような形にもなります。

美味しさのポイントは、玉ねぎを加える前に
肉だねを粘りが出るまでしっかりこねること。
口当たりのよいジューシーな仕上がりになります。

こちらは、『カリッとジューシー！小松菜の棒餃子』です。

包み方は簡単。
半分に切った春巻きの皮の中央に細長く肉だねをのせて、
パタンパタンと中央に折り畳み、
軽く指で均一にならすだけ。

春巻きのように
小麦粉を水で溶いた「のり」でふちを留める作業も、

焼き餃子のように
湯を入れて蒸し焼きする作業も不要です！

春巻きの皮が、肉だねの水分を吸って
ふにゃふにゃにならないよう、
焼く直前に包むことだけ気を付ければ、
簡単にパリパリに焼き上がります。

油を多めに入れてホットプレートで焼くのもおススメですよ。

棒餃子で残った小松菜の絞り汁は、是非捨てずにスープにご活用ください。
半透明の緑が美しい宝石、「翡翠」のようなスープが簡単に出来上がります。

具は、えのきでご紹介しましたが、かぶでも美味しいです。

どちらの料理も、
楽しく包んで召し上がっていただけたら嬉しいです。

■　コメントをくださった方へ　■

（ちゅらさんさん）ロマネスコは、「黄緑サンゴ」と呼ばれることもあるそうです。確かに、言われてみるとサンゴのようにも見えました(^^)野菜たっぷり生活いいですね！ドレッシングがお役に立てたらいいな(*^^*)

（ましろちゃんさん）かぼちゃのアイスクリーム、気に入っていただきよかったです～(*^^*)ジェラート風ですよね。紫玉ねぎは、お酢で漬けると鮮やかなピンク色に変わるので、ピクルスにしてもキレイでした！

（つくしさん）いつも見ていただきありがとうございます！『pink&yellow！ドレッシング』は簡単に作れますので、よかったらお試しくださいね。