豚バラと春キャベツのさっと煮

2014/05/02

旬の春キャベツ。

みずみずしく、やわらかくて大好きです。

 

生でいただくことが多いのですが、

あっという間に火が通り、甘味も引き立つので、

さっと煮るのもおいしいですね。

 

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合わせたのは、豚バラ肉。

少量でも味わい深いだしが出て、春キャベツにうま味が滲み渡ります。

 

豚バラと春キャベツのさっと煮

◆材料:2人分

昆布・・・3cm角1枚

鰹節・・・4g

豚バラ肉・・・80g

春キャベツ・・・1/4個

(A)

しょうゆ、みりん・・・各大さじ1

塩・・・小さじ1/3

 

◆作り方

1.鍋に水1と1/2カップと昆布を入れ、弱火にかける。沸騰直前に、昆布を取り出して中火にし、沸騰したら鰹節を入れてすぐに火を止めて1分おく。網じゃくしで鰹節をすくい取る。

2.豚バラ肉と春キャベツは食べやすい大きさに切る。

3.1と(A)を火にかけ、沸騰したら豚バラ肉を入れ、菜箸でほぐしながら中火で煮る。

4.肉の色が変わったら、春キャベツを入れ、全体を混ぜながらさっと煮る。


★鍋は、直径20cm程度あると混ぜやすく、ムラなく早く火が通ります。

 

キャベツの外葉や芯には、豊富なビタミンCが含まれているので、

是非一緒に調理して召し上がってください。

 

明日から4連休!楽しい休日をお過ごしくださいね。

私は旭川方面へ行ってきます(^^)

 

■ コメントをくださった方へ ■

(hinamamaさん)ありがとうございます!中華料理店で出てくる「クルミの飴炊き」が好きで色々な作り方で試していたのですが、揚げるのが面倒で(^^ゞ手軽に作れるこちらのレシピに変化していきました。お弁当のお供に連れて行っていただけたら嬉しいです(*^^*)

(まみさん)いつも見てくださりありがとうございます(*^^*)開封したアンチョビの保存ですが、毎回清潔な箸等で取り出し、すぐに冷蔵庫に入れて3週間を目安に使い切っています。(それ以上は、保存したことがなくて。すみません!)保存する場合、必ずアンチョビがオイルに浸っていることが大切なようで、オイルが減った場合はオリーブ油を足し、空気に触れないようにすること!とイタリア料理のシェフに教わりました。すぐに使わない場合、小分けにしてラップで包んでから密閉袋に入れ、冷凍庫へ。パスタなどは凍ったまま調理できます。常温にした無塩バターとにんにくすりおろし少々とみじん切りにしたアンチョビを混ぜてラップに包んで冷凍し、アンチョビバターとして保存しても便利ですよ。

(マーママさん)「なすとピーマンの甘酢オイスター炒め」を作ってくださりありがとうございます!気に入っていただきバンザイです~!ピーマンはビタミンCが多く、加熱しても損失しにくいので、紫外線が気になり始めるこの時期にたくさん摂りたいですね(^^)

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旅の思い出に白老牛の赤ワイン煮

2014/04/08

昨日から小学校が、今日から幼稚園が始まりました。

あんなに騒がしかった家の中がとっても静かです(^^)
 

春休み、北海道中南部に位置する白老【しらおい】へ遊びに行ってきました。

 

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こちらの写真は、1月上旬から3月上旬までわかさぎの釣り客で賑わうポロト湖。

かねてより、子供たちとわかさぎ釣りをしたいねと話していたものの、

時期を逃がしてしまい・・。残念!

わかさぎ釣りが終わってしまった静かな湖畔をのんびり散策しました。

そこで出会った方の情報によると、

ポロト湖のわかさぎは、他の湖よりおいしいんだとか。

来年のお楽しみです!

 

ランチは、白老牛~!

洞爺湖サミットの晩餐会で世界中のVIPに絶賛されたという黒毛和牛です。

炭火で炙れば、食欲をそそる脂の焼けた芳ばしい香り。

肉質はコクがあり、甘みが感じられ、

次から次へと口に運びたくなるおいしさでした!

 

牛肉のおいしさの余韻に浸りながら、お土産に「すね肉」を買ってきました。

すね肉は、筋が多くかたい部位ですが、

長時間煮込めば、コラーゲンが溶けだし、ほろほろとやわらかな食感で

うま味が強いのが特徴。

今回は、このすね肉をたっぷりの赤ワインで煮込みます。

 

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レシピは、毎回目分量ですが、

にんにく、ローリエ、赤ワインビネガーでマリネし、

たっぷり野菜、トマトピューレと一緒に

フルボトルの赤ワインを入れて2時間ほどコトコト。

煮込んだ野菜は漉して、さらに煮詰めて生クリームも。

 

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仕上げにビターチョコレート。

ちょうどベネズエラ産のカカオ含有量の多いチョコレートを

いただいていたので、ほんの少し。

これは、ホテルのシェフから教わった隠し味。

甘くてほろ苦いチョコレートは、シチューに深みを出しますね。

お店の味を思わせるような煮込みになりました。


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旅の思い出話を楽しみながらの夕食。

穏やかな気候と自然に囲まれた白老の恵みを堪能したのでした。

 

■ コメントをくださった方へ ■

(キラキラ星さん)早速、いなり寿司を作ってくださりありがとうございます!お口に合い嬉しいです~。桜の下で広げるお弁当は格別ですね!

(chiharuさん)お花見に間に合ったようでよかったです(*^^*)ささがきにしたごぼうをだし、しょうゆ、酒、みりんで甘辛く煮て寿司めしに混ぜ込んでもおいしいです(*^^*)

(たえぽんさん)北海道も桜はまだまだです(^^)楽しみですね~。運動会や遠足にいなり寿司が入っていると嬉しいですよね。子供の頃の記憶を思い出しました!最近、おにぎりで済ませてしまうことが多かったのですが、見習います(^^)

(mayo in 広島さん)いなり寿司、私も大好きです~(^^)実家では毎年年末に作るのが恒例(珍しいと言われます)だったせいか、特別な気がします。もう桜は散っていて暖かいのでしょうね。こちらは、ようやく歩道などの雪がほとんどなくなりました!

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春いっぱいのサラダレシピ

2014/03/27

車道の脇に積み上げられた雪の塊が日に日に小さくなってきました。

日差しはやわらかく、

風は心地いい音楽のようにリズミカルに感じます。

暖かい春。心も弾みますね。

 

先日ご紹介した「春いっぱいのサラダ」のレシピリクエストをありがとうございます。

 

まずは『ゆで鶏』から。

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ゆで鶏

◆材料:4人分

鶏むね肉・・・2枚(約600g)

水・・・5カップ

塩・・・小さじ1

ねぎ(青いところ)・・・1本分

しょうが(薄切り)・・・3~4枚

 

◆作り方

1.厚手の鍋に材料すべてを入れ、火にかける。沸騰したら、静かに煮立つ火加減で3分ゆで、火を止める。

2.蓋をして冷めるまでおく。

★ポイント

①鶏肉は、ゆで汁に浸けたまま冷ましてください。

②保存する場合は、粗熱が取れてから、ゆで汁ごと密閉容器に移し、冷蔵庫に入れてください。

保存期間は、3日程度です。

 

ゆで汁も美味しいので、スープとしてご活用ください。

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『春いっぱいのサラダ』は、

さっとゆでた菜の花、スナップえんどう、絹さや、アスパラと、

薄切りにしたラディッシュ、手で割いたゆで鶏を、

塩、こしょう少々、白ワインビネガー(お好みの酢でも可)、エクストラバージンオリーブ油の順に入れてあえるだけ。

白ワインビネガーとエクストラバージンオリーブ油は、1:1.5の割合です。

お好みの野菜と組み合わせてお試しくださいね。

 

■ コメントをくださった方へ ■

(mayo in 広島さん)コウサイタイ(紅菜苔)、一度だけ頂いたことがあります!菜の花のような黄色い花がとってもかわいいですよね。美味しかったので、また食べたいな~。色々な種類の野菜が出回っていて本当に楽しいですね。北海道はこれから沢山の農産物が並ぶので、新しい味を探してみようと思います!

(fuzimotosonokoさん)アボカドの酢味噌和えを作ってくださりありがとうございます!アボカドだけでもいいですよね(*^^*)トマトやモッツァレラチーズを合わせても面白いですよ。

 

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春いっぱいのサラダ

2014/03/21

菜の花、スナップえんどう、絹さや、アスパラ・・・

あとは彩りにラディッシュ。

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お友達が遊びに来てくれる、うきうき気分のこんな日は、

春いっぱいのサラダでおもてなし。


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野菜はそれぞれの味や食感を楽しめるように、ややかためにゆでて。

しゃきしゃき、パリパリ・・それぞれ歯ごたえが違うのが面白い。

 

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ゆで鶏と一緒に、

塩、こしょう、白ワインビネガー、エクストラバージンオリーブ油であえました。

野菜の香りを重視して、シンプルな味付けに。

素材の風味と甘さが際立ちます。

 

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今日もまた雪。

外は寒いけれど、春の味、喜んでもらえたらいいな。

 

■ コメントをくださった方へ ■

(さなちさん)ペペロンチーノがパサ付く場合は、ゆで汁を加えてから、オイルとしっかり混ぜて乳化させるといいですよ。あとは、和える時は手早く!でしょうか。ゆっくり混ぜていると、水分が飛んでしまい、失敗することが多いように思います。小松菜の棒餃子とパンプキンプディング、よかったです!ありがとうございます(*^^*)

(mayo in 広島さん)私もボンゴレビアンコ大好きなんです~。旬のあさりは、うま味成分が増して、美味しさもアップするので、この時期の食卓には欠かせない食材になっています(^^)。もう少ししたら、たけのこも出てきますね♪

(たえぽんさん)菜の花は、加熱しすぎると、風味も食感も落ちてしまうので、そのまま炒めるだけで大丈夫ですよ(^^)春休みの旅の写真、まだまだ雪が残る風景だと思いますがしっかり撮ってきますね!またよかったら見てください(*^^*)

(みぃさん)札幌の方なのですね♪4月から幼稚園おめでとうございます(*^^*)そして、レシピ本、ありがとうございます。本では、子供の好き嫌いについても記載しましたが、最初のお弁当は、少量で好きなものを入れてあげてください。朝、つらい時ありますよね~。授乳時期は本当に眠かったのを思い出します。2人目はなかなかゆっくりできませんが、無理せず、休んでくださいね。また今年も円山公園のお花見に行きたいと思っています!

(ゆめママさん)初めまして!ねぎだれ、月に3回も。嬉しいお言葉、ありがとうございます(*^^*)気に入っていただき嬉しいです~。あさりは、ビタミンB12や鉄分が豊富なので、貧血になりやすい思春期のお嬢さんにもオススメの食材です。

(TOMARIさん)励みになるお言葉をありがとうございます。お弁当づくりのお役に立てたらとても嬉しいです(*^^*)お口に合いますように!

 

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小豆のチリコンカン風

2014/03/09

少しずつ・・春が近づいているかなと思っていたのもつかの間。

ここ数日はまた雪がふり、寒さが戻りました。

 

今朝も。

辺り一面に、粉砂糖をふるいにかけたみたいな雪がふんわり。

春が逃げてしまったかのようなこんな日は、

ちょっぴりスパイシーで温まる煮込み料理を。

 

北海道産の小豆を入れたチリコンカン風。

小豆は、ビタミンB1、B2、食物繊維などを多く含む優秀な豆なので、

おやつだけでなく、食事にも使っています。

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小豆のチリコンカン風

◆材料:4人分

小豆・・・100g

たまねぎ・・・1/2個

にんにく・・・1片

シシトウ・・・7本

かぼちゃ・・・150g

オリーブ油・・・大さじ1/2

鶏ひき肉・・・250g

塩・・・適量

チリペッパー、水切りヨーグルト(またはサワークリーム)、イタリアンパセリ・・・各適宜

(A)

酢・・・大さじ2

砂糖・・・小さじ2~3

(B)

トマト缶(カット)・・・1缶

ローリエ・・・1枚

クミンシード、オレガノ(ドライ)・・・各小さじ1/2~2/3

固形スープの素・・・1個

 

◆作り方 

1.小豆は洗い、鍋に入れる。3カップ程度を注ぎ、中火にかける。沸騰してから2分ゆで、ザルに上げて湯を切り、さっと洗って鍋に戻す。

2.1の鍋に再度3カップ程度を入れ、強火にかける。沸騰したら静かに煮立つ火加減にしてあくをすくいながら煮る。(途中水が少なくなったら足す)

3.歯ごたえが残る程度までゆで、小豆とゆで汁に分ける。ゆで汁は、水(分量外)と合わせて2カップにする。

4.玉ねぎとにんにくはみじん切り、シシトウは5㎜厚さの小口切り、かぼちゃは2cm角に切る。

5.厚手の鍋にオリーブ油とにんにくを熱し、香りが立ったら玉ねぎを加えて炒める。油が回ったら、ひき肉、シシトウ、(A)の順に加えて炒め、3のゆで汁、かぼちゃ、小豆、(B)を加えてコトコトと煮立つ火加減で煮る。

6.煮汁が少なくなったら、塩で味をととのえ、チリペッパーを混ぜ、器に盛る。あれば、水切りヨーグルトとイタリアンパセリを添える。

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かぼちゃやシシトウを入れるアイデアは、オハイオに住む従姉に教えてもらった「 Pumpkin Chili」レシピがヒントになりました。

あちらでは、かぼちゃのペースト缶やグリーンチリの缶詰を使うそうですが、なかなか手に入らないので、かぼちゃとシシトウで代用。

酸味とコクは、トマト缶と酢を加えて補いました。

シシトウを煮込みに使うことはあまりなかったのですが、これがいい!

意外な使い道を見つけることができました。

 

コトコトとゆっくり煮る豆料理。

寒い日のごちそうです。

 

■ コメントをくださった方へ ■

(たえぽんさん)お散歩で摘んだふきのとうの天ぷら、美味しかったことでしょうね(*^^*)朴葉飯というお料理があるのですね!飛騨高山名物の朴葉味噌はいただいたことがありますが、初めて聞きました!とっても興味があります~!

(さなちさん)鶏ささみのBBQチキンを作ってくださりありがとうございます!あっという間になくなったとのお言葉とっても嬉しいです~。ギモーヴ は、本来、卵白を入れるそうですが、なしの方が口溶けがいい気がします。もしよろしかったらお試しください(^^♪

(マーママさん)いつもブログを見てくださりありがとうございます。お弁当本、楽しんでいただきよかったです!普段の食事にもご活用いただけたら嬉しいです(*^^*)

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