ママモコモ子育てブログ
2015.01.06 くらし
さんちゃん。(事業局)
皆様、今年もよろしくお願いします★
私は今日から仕事始めだったのですが、まだまだ楽しかった正月休みの余韻が抜けません・・・
今年は幸いにも、夫も含め親子3人揃ってお休みとなったので、
実家の秋田で雪のお正月を迎えたのです。
息子は、本当に雪をエンジョイしたんですよ!
小学生の男の子というものは、時々仔犬のようだと思ってしまうことがあるのですが、
雪に対する情熱は「雪やコンコ〜♪」のあの歌詞にある通り、
まさに「庭跳ね回る」犬そのもの。
なにしろ、
「僕、雪かきしたい!」
と我々両親を置いて、冬休みに入るやいなや
ひとりさっさと秋田に行ってしまったくらい。
「さみしくないの?」
と聞いても、本人は、毎日雪で遊べてこの上なく満足のご様子。
置いてきぼりにされたかあちゃんのほうが淋しかったという・・・。
そして、私たち夫婦が大晦日に合流した時には、
私の父と力を合わせ、なかなか立派なカマクラを作り上げていました。
ちゃんと中には水神様を祀るロウソクを灯す台もあり、
ミカンをお供えして、本格的・伝統的なカマクラです。

夕方、薄暗くなった頃にロウソクを灯すとなんとも美しく幻想的で、
「かあちゃん、見に行こうよ〜〜」
と案内してくれる息子も誇らしげな様子でした。
息子はこの春には小6になります。
中学受験も切羽詰まってくる中で、
こんなに無心に遊んだ冬は、もしかしたら彼にとっても貴重な思い出になるのかもしれません。

2014.12.01
さんちゃん。(事業局)
週末、友人ママがSNSで
「日曜、家族でショッピングモールに行きたかったけど、人混みではインフルエンザが怖くて断念・・・」
というようなことを書いていました。
ギクッ!
何も考えずに皆で出かけちゃったよ〜!
息子の学校でも、先週学級閉鎖の学年が出たと聞いていますし、
あれこれ気をつけたい季節になってきましたよね。
そして、無用の接触をさけるのは病気予防の第一歩ですもんね。。。
あれこれ無防備な私ではありますが、毎日の通勤の間はマスクを着用しています。
変な咳をしている人、くしゃみが止まらない人、
なのにマスクをしていない人!!!
おいおい!
ーーと気にして朝からイライラしても仕方ないので、
自分の方でシャットアウトしようという作戦です。
(しかし、体調があやしい人は本当にマスクしてほしいと思いますが)
そして目的地に着いたらすぐ手洗い・うがい。
なんとか、私はこれで冬を乗り切ろうと思っています。
でも、息子は面倒臭がってマスクはつけたがらないのです。
(手洗い・うがいはさすがに習慣になりましたが。)
特に何もしていないのに、この数年熱を出すこともなく、
なんか毎日元気でいいなあ〜〜と、
今朝も息子が登校する後ろ姿を眺めながら考えていたのですが、
改めて見て、はっと気がつきました。
ーーーやけに薄着な息子の有り様に。
12月に入ったというのに、
お気に入りの半ズボンとTシャツ、そしてジャンパー1枚。
一年の半分以上を同じスタイルで通している気がします。
しかも、確か買った時には7分丈のズボンだったはずなのに、
夏を過ぎてみれば、膝ももろに出ていて完全な半ズボン。
(この夏、10センチは身長が伸びたもんね。こりゃうっかりしてた・・・)
すでにお気に入りのウールコートを愛用している母と比べると、季節感が違いすぎる!!
なんで寒くないのか、わりと寒がりな母にはさっぱりわかりませんが、
重ね着は嫌い!とシャツを買っても見向きもしてくれません。
「体の中がね、いつも燃えているから大丈夫」
とすごく真面目に自慢そうに説明しています。
母としては「手抜き」以外のナニモノでもないのですが、
本当に、案外これが息子の健康法なのかもしれません。
2014.10.30
さんちゃん。(事業局)
秋、といってもこの数日で急に冬の気配を感じるようになりましたね〜。
東京では、目の覚めるような鮮やかな紅葉が見られない分、
(東北育ちの私には)秋の深まりを実感できないまま、何となく冬に突入する年も多いんです。
ああ、八幡平の紅葉が懐かしい・・・
ただ、今年は視覚的にも肉体的にも、「秋」を実感することができました!
というのも先日、息子の総合学習の手伝いで久々に「稲刈り」に参加したのです。
春、皆で田植えした田んぼは、台風にも負けず、稲穂が重たげに揺れていました。

刈り取りはもちろん全部手作業です。
鎌で一株ずつ刈った稲を、6〜8束でまとめてぎゅっと縛り、「はさがけ」して天日に干していきます。
鎌を使うのはもっぱらこども達。
それを束ねる作業も、はさがけする場所まで手押し車で運ぶのも、こども達が順番に頑張ります。
はさがけは、ちょっと背の高い子と一緒に大人の作業。

自信満々に鎌をふるうこども達を、後ろからただ見守るというのは、
結構スリリングでした・・・
しかし、事前にしっかり授業で準備してきたおかげか、
小学校5年生、予想以上に鎌使いが上手!

もちろん一人も怪我する事なく作業は終了しました。
作業が終了して、皆が口々に言っていたのが面白かった。
「やっぱり束ねるなら藁(わら)に限るね!」
通常、機械で刈ると、稲は自動的にひもでくくられて出てきます。
手作業の収穫で一番面倒くさいのが、実は「束ねる」作業だったのです。
しかも、用意していた麻のひもだと、縛る力が弱いと途中でバラバラになってしまうことも。
あらかじめ湿らせた藁を数本まとめて、ぎゅっとくくると、稲がすべりにくくてほどけにくいし、段違いに束ねやすいのです。
「藁ってさ〜、いいよね〜〜。エコだしね〜〜」
と語り合う小学5年生と親。

これちょっと、通っぽくてかっこいいんじゃない?
最後は、ここまで田んぼの面倒を見てくださった農家の方への感謝を込めて、
あぜ道で、収穫を祝う民舞を披露したこども達。
充実の一日でした★
2014.09.30
さんちゃん。(事業局)
今朝も目覚めてすぐ、クラスメートのお母さんからSNSでメールが。
「土日に作ったオリジナル麺、茹でたら硬かったみたい!どうする、ヤバいよ5班?!」
週末、子ども達皆で苦闘したうどんの生地が、昨日茹でてみたらちょっと固かった〜〜〜。
茹で時間?麺の太さ?
いったいどうしたらいいのかしら??
----こんな風に、母達まで必死になってやり取りしているのには深いわけがありまして・・・
実は、この週末に行われる学校祭で、
息子のクラスではうどん屋さんをやることになったのです。
総合学習のテーマ「食」の一環でもあるので、小学五年生といえど、かなり本格的!
私だって、そんな手作りした事ないですよ、うどん!!!
それを、彼らは小麦粉と塩と水で、一から手打ちで作り、
もちろんつゆも手作りしようっていうのですから、
そりゃあ、母もやきもきしちゃいます。
来るべき本番に備え、我が家も夏休みには水沢うどんの研究をしました!
写真は、水沢のうどん屋さんで飛び込み体験させてもらっている息子。
![]()
足で均等に踏むのが難しいのが、側で見ていてもよくわかりました。
さらに、帰宅後は教えてもらったやり方を家でも実践し、息子なりの「うどん必勝法」を検証。


ここまでが夏休みの自由研究となったのですが、
二学期になり、それぞれが研究の成果を持ち寄る段になって、
今、息子たちはグループでモノを作る難しさに直面しているようです。
何しろ、そもそも小麦粉1キロに対しての水と塩の割合で、子ども達の意見が合わないのです。
まだ算数では比率の計算を習う途中のようで、
せっかくプロのうどん屋さんに教わった黄金比率を、どうすれば皆に納得してもらえるのか、
家で図を書いたり式を書いたり、あーでもないこーでもないと作戦会議しました。
内心、さすが料理は「理」だなと実感したのですが、
算数の勉強でもこんなに集中したことはない、というくらい、
息子はうっすら汗をかいて(!)考え込んでいました。。。
しかし、その努力も学校で報われるとは限らないんですね。
高学年になって、ますます口では女子にかなわなくなり、
自分のこだわりをどう伝えていいか悶々としている様子の息子を見ていると、
かつて母(私)が子供時代にさんざん蹴散らしてきた(!)男子たちが思い起こされ、
今さらですが、あ〜〜悪かったな〜とか、思ってしまうのです。。。
こんな風に悩んでたのかな。。。
ともかく、この1週間は、準備でへろへろの日々が続きそうな我が息子ですが、
こういうイベントをきっかけに、なにか得るものだって多いんじゃないかなあ。
母は、季節のフルーツをたっぷり用意して、そっと励ましてあげられたらと思っています。
(おしまいは、水沢で食べたプロの一品。のどごしサイコーでした!)

2014.09.01
さんちゃん。(事業局)
あああ、とうとう9月がきてしまいましたね!
さよなら、楽しすぎた8月よ・・・
今日から、このブログのテーマも『〇〇の秋』に替わります。
美味しい、楽しい、うれしい、などなど、ママ達の色々な秋が紹介されていきますのでどうぞご期待ください!!!
とかいいながら、トップバッターの私、我が家に一番期待されているであろう(笑)、「美味しい秋☆」の話でございます。
美味しいといっても、我が家では今、ちょっと風変わりな「美味しい」がブームなんですよ・・・
まずはこちらの写真からご覧いただきましょう。
写真1 (手食いUP)

ギョーギ悪ーい!なんて言わないでください。インドやネパールなどの作法に則った、正式なカレーの食し方を実践中の息子なのです。
スプーンなど使わず、右手だけで、ライスとダル(豆のカレースープ)、おかず、を適宜まぜまぜしながら、ほいほいっと口に運びます。
このとき、指先でまとめたご飯をすっと親指で押し出すようにして口に運べるようになると、その人はかなりの上級者。
手で食べるのに慣れているのがよくわかります。
指の第2関節くらいまでを使っているので、そういう上級者は、食べ終わっても手のひらまでぐしょぐしょに汚れている、
なんてことがありません。姿勢もすっと伸びて、何とも言えず上品な感じがあります。憧れです。
そこまではいかないのですが、息子もかなり格好良く食べられるようになりました。
この写真は、昨夜、近所のネパール料理屋さんでの一枚なのですが、現地からきた店員さんにも
「多分、日本人小学生の中では、あんたの息子は手食いで日本ナンバーワン」
というようなことを言っていただきました(笑)。
実際、息子は場数が違う!
実は、親族がチベット人女性と国際結婚して以来、我が家の食卓では様々な国の食べ物が登場することが増えました。
その中で大ヒットしているのが、この「手食い」(と我が家では呼んでいる)なのです。
息子が言うには、手で食べると
「食べている、という感じがして楽しい」
のだそう。
私はというと、「ダル」が相当お気に入りです。
日本でのインドカレーのイメージからはかなり離れていて、水分が多く、まさにスパイシーな香りのついた豆のスープです。
辛すぎず、とてもヘルシーなんですよ。
「ダルバート」というのは ネパールの定食的一皿なのですが、
写真2(ダルバート)

ご飯と一緒に必ず載っているのがこの「ダル」(小さなカップに盛りつけられているのがそれです)。
日本での「味噌汁」のような、食事には欠かせない一品なのだそうです。
そして、新たに家族に加わった彼女から、食事の間に色んな言葉を教わっています。
チベット語だけでなくヒンディー語や中国語など、5カ国の言葉に堪能な女性なので、料理も言葉も色んな国のものが多彩に入り交じるのが面白い。最近気に入って、家族の日常会話にも登場する言葉が↓こんな感じです。
サブジ :ヒンディー語で野菜
シャ: チベット語で肉
ニャ :チベット語で魚
サブジの中では小松菜がお気に入りの彼女が作る、小松菜のスパイシー炒めは、どこかの専門店でも出てきそうな美味しさです!
こんな毎日が息子の中でどういう風に消化されて、将来どうなるんだろう・・・。