バルサミコれんこん

2013/01/24

イタリアの特産品のひとつ、『バルサミコ酢』。
暗褐色で独特の香りと甘みがあり、ぶどうを原料として作られます。

熟成の年数や製法、産地により、1本ウン万円もするものから、ワンコインまで様々ですが、今日は、一般的なスーパーで売られているバルサミコ酢を使って、れんこんのおかずをご紹介します。

お手頃価格のバルサミコ酢は、酸味が強いのですが、加熱することで、甘みが引き出されます。実は、『しょうゆ』との相性も良いので、ごはんが進むおかずになりますよ。

パリパリの歯ごたえをお楽しみください。

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バルサミコれんこん

◆材料:4人分
れんこん          300g
サラダ油          大さじ1/2
(A)
バルサミコ酢、しょうゆ、みりん 各大さじ1


◆作り方
1.れんこんは、皮をむいて、小さ目の乱切りにする。

2.フライパンにサラダ油を熱し、弱めの中火で1をじっくりと焼く。全体に透明感が出て、中まで火が通ったら、火を弱めてAを加えて煮からめ、皿に盛る。

★ポイント
れんこんは、小さめに切った方が火が通りやすく、作りやすいです。急ぐ場合、半月切りにして焼いてください。

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バルサミコ酢には、沢山の種類がありますが、『伝統的なバルサミコ酢(アチェート・バルサミコ・トラディツィオナーレ)』として、イタリアの食の法律DOPの認証を受け、名乗ることができるものは、ごくわずか。
イタリアのエミリアロマーナ州の「モデナ」か「レッジョエミリア」で作られ、決められたぶどうの種類を使い、決められた製造工程を経て、12年以上熟成させたもののみです。

運よく、ほんのひとくちだけ、味見させていただいたことがありますが、とろりとして甘みがあり、奥深いコクと香りが口いっぱいに広がりました。

もしも『アチェート・バルサミコ・トラディツィオナーレ』に巡りあった時は、風味を損ねないよう、加熱せずにそのまま料理やフルーツにかけて召し上がってみてください。長年の熟成が生んだ風味を堪能できることと思います。

■ コメントをくださった方へ ■

(ちゃんさん)牡蠣の佃煮をお試しいただきありがとうございます!「食べるとほっこり」・・・とっても嬉しくて励みになりました(*^^*)

(ジョニ子さん)カチョカバロチーズは塩分が控えめなので、食べる際に塩・こしょうをふったり、トマトソースをかけるのもお勧めです。美味しく焼けますように!

(つくしさん)外遊びはとても寒いので、スキーウエア着用が必須なんですよ。体が温まるお料理で寒さを吹き飛ばしたいです。

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春の七草

2013/01/07

せり、なずな、
ごぎょう、はこべら、
ほとけのざ
すずな、すずしろ、
春の七草・・・。

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春に芽吹く「七草」の入ったお粥を食べ、無病息災を祈り、お正月のおせちやおもちで疲れた胃をいたわる、先人の知恵・・・。

1月7日になると、母が五・七・五・七・七のリズムに合わせながら七草を教えてくれたことを思い出します。七草が全てそろわず、五草と小松菜、にんじん・・なんて時もありましたけどね(^v^)

母が作ってくれたように、私も今朝は、七草粥を用意しました。

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七草はさっと茹でてから、細かく刻み、鰹節とごま、しょうゆで和えてのせました。
鰹節とごまを加えると、子供たちもよく食べます。

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今年も健康で暮らせますように・・。

■ コメントをくださった方へ ■

(グリーンアップルさん。さん)田作り、「もう一度」だなんてとても嬉しいです!おもち入りの鍋も、よかったらお試しくださいね。おもちは、長く煮ると、溶けて取り出しにくくなってしまうので、煮込みすぎずに召し上がってください(*^^*)。

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鶏とおもちの旨みだし鍋

2013/01/06


お正月はいかがお過ごしでしたか?

今日は、余った「おもち」を使った「鶏とおもちの旨みだし鍋」をご紹介します。

ポイントは、鶏肉に焼き色を付けてから、ねぎとにんじんを炒めて煮込むこと。
これによって、鶏肉は香ばしく、そしてジューシーに。スープは鶏と野菜の旨みがぐっと感じられるものになります。

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鶏とおもちの旨みだし鍋

◆材料:4人分
鶏もも肉       大1枚(350g)
塩、酒        各小さじ1/2
こしょう       少々

野菜(ねぎ1本、にんじん1本、白菜3枚、青梗菜2株、まいたけ1パック、ゆでたけのこ1/4個)
サラダ油       小さじ2
切り餅        6個(お好みで増減してください)
鶏ガラスープ     5カップ(または、水5カップと鶏ガラスープの素大さじ1.5)
塩・粗びき黒コショウ 適宜

◆作り方
1.鶏モモ肉は、一口大に切り、塩、酒、こしょうをもみ込む。

2.ねぎは1.5センチ幅の斜め切り、にんじんは半月切り、白菜はざく切り、青梗菜は根元を縦6等分にし、半分の長さに切る。まいたけはほぐし、ゆでたけのこはさっと茹でて薄切りにする。

3.切り餅は、半分に切り、フライパンで両面焼き色を付ける。(表面がやわらかくなったら、一度、フライ返しで押しつけると、きれいに焼き色が付きます)

4.土鍋にサラダ油を入れて加熱する。温まったら、1の皮目を下にして焼く。焼き色が付いたら、2のねぎとにんじんの1/3量を入れて炒め、全体に油が回ったら、鶏ガラスープを加え、蓋をする。

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5.沸騰したら、蓋を取り、あくをすくう。塩二つまみとこしょうで味付けし、2の残り1/2量と3を入れてさっと煮て、食卓で各自取り分ける。野菜が少なくなったら、残った野菜を足しながらいただく。


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お好みで粗びき黒コショウをふってどうぞ。
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■ コメントをくださった方へ ■
(グリーンアップルさん。さん)「止まらない」というお言葉・・励みになります。一緒に料理を作り、食卓を囲む・・ただそれだけなんですが、会話の数が増え、笑顔になるものですね(^^)

(けんままさん)お褒めいただきありがとうございます(*^^*)ピザ生地は、もう少し改良できないか試しているので、ちょっと先になってしまうかもしれませんが、出来次第アップしますね。

(みぽりんさん)おせちのお重にたくさん入れていただき、とても嬉しいです。今年は、もっと沢山おせち料理をご紹介できるようにしますね!

(マヨさん)お料理を出来たてのうちに食べたくて、いつも写真が疎かになってしまうので、今年は素早く、きれいに撮れるよう頑張りたいと思います。

(千葉ちゃんさん)初めまして。応援していただきありがとうございます。かに味噌は、意外にも乳製品との相性も良いので、生クリームやホワイトソースと合わせてグラタンやパスタ、卵や味噌と合わせてチャーハンにしても美味しいです。

(ちゅらさんさん)料理はコミュニケーションツールのひとつ・・・本当にその通りですね。子供たちが大きくなっても一緒に料理を作り、食卓を囲んで様々な想いを共有できたらいいなと思います。

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パイナップルきんとん

2012/12/29

黄金色に輝く金塊や小判にたとえ、豊かな一年を願うおせち料理「きんとん」。

パイナップルを加えたきんとんは、甘みの中に、ほのかな酸味も楽しめるので、
「きんとんは甘みが強すぎて苦手」という方にも好評です。

昨年のヒルナンデス!にてご紹介したレシピです。

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パイナップルきんとん

◆材料:4人分
さつまいも       正味400g
パイナップル(缶詰)  1~2枚
砂糖          大さじ3(さつまいもの甘さによって加減してください)
パイン缶汁       1/2カップ
塩           少々
バター         7g

◆作り方
1.さつまいもは厚めに皮をむき、1センチ厚さの輪切りにする。切ったものからたっぷりの水にさらす。(皮を薄くむくと、あくがでて味も色も悪くなります。)

2.パイナップルは1センチ角に切る。

3.鍋に水を切った1を入れ、かぶるくらいの水を入れて火にかけて煮る。

4.さつま芋が軟らかくなったら茹で汁を少量残して切る。木べらで潰し、砂糖、塩、パイナップル缶汁を入れて混ぜて弱火にかけて練り、2を入れて火を通す。

5.好みのかたさになったら、火を止め、バターを入れて混ぜ、器に盛る。

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パイナップルきんとんを作った後のおたのしみは・・・
さつまいもの皮を使ったきんぴら。

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サラダ油で炒めて、酒、砂糖、醤油で味付けし、ごまをふるだけ。
噛めばじんわりと、甘さと香ばしさがにじみます。

さつまいもの皮付近は、抗酸化作用が期待されている「クロロゲン酸」が多く含まれています。是非無駄なく美味しく召し上がってください。

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冬至かぼちゃ

2012/12/21

今日は一年で最も日が短い冬至。

かぼちゃを食べたり、ゆず湯に入ると、風邪をひかないという言い伝えがありますね。

こちら、北海道では、冬至に、かぼちゃと小豆を一緒に煮たものを食べる風習があります。
なんと!スーパーのかぼちゃ売り場の横には、小豆やゆで小豆の缶詰が置かれいるんですよ。
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嬉しいことに!友人が「かぼちゃと小豆の煮もの」を作ってきてくれました。
甘くて「ぜんざい」のような味わい。(^-^)おやつにも良さそうな感じですが、夕食の一品になるそうです。

甘い卵焼きのように・・・しみじみ美味しい、ホットする幸せ感じるお料理でした。

子供も大喜びのこのお料理、皆さんのお住まいの地域にはありますか?
来年は作ってみたいです。

■ コメントをくださった方へ ■

・「ミートローフ」をお試し頂き、ありがとうございます!クリスマスにも作ってくださるとのこと・・嬉しいです!

・「残り野菜のミルクスープ」の組み合わせについて・・・組み合わせは特にありませんが、大葉や春菊、せりのような、野菜そのものの味が強いものは避けていただくといいかと思います。
いも類やかぼちゃは、スープに若干のとろみをつけ、ねぎや玉ねぎは甘みを出すので、特にお勧めです。その他、にんじん、かぶ、キャベツ、白菜、いんげん、枝豆、セロリ・・・など、色々な残り野菜をお試しください。ほうれん草は、あくが強いので、一度茹でて水にさらして絞ってから、入れてください。
水分が出やすい葉物野菜を沢山入れる場合は、水の量を減らし、ハムやベーコンを加えるのもお勧めです。

絵柄なしのミートローフをアルミホイルで巻いて作る場合は、30分経ったところで、アルミホイルを開いて残り10分焼くと、焼き目が付いて見た目もアップしますよ。

・長いもと牛乳の相性はとてもよいので、ぜひお試しくださいね(^^)

・この時期、特に残り野菜が増えますよね。私は、夜に作っておき、翌朝食べることが多いです。朝、野菜をたっぷり取ると、なんだか力が出る気がします。娘さんに喜んで頂けますように!

・ミートローフをお試しいただきありがとうございます。ポン酢もいいですね。クリスマスはソースで食べてもらえるかな(^^)おせちは、クリスマス後にアップできるようにしますね!

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