バルサミコれんこん
イタリアの特産品のひとつ、『バルサミコ酢』。
暗褐色で独特の香りと甘みがあり、ぶどうを原料として作られます。
熟成の年数や製法、産地により、1本ウン万円もするものから、ワンコインまで様々ですが、今日は、一般的なスーパーで売られているバルサミコ酢を使って、れんこんのおかずをご紹介します。
お手頃価格のバルサミコ酢は、酸味が強いのですが、加熱することで、甘みが引き出されます。実は、『しょうゆ』との相性も良いので、ごはんが進むおかずになりますよ。
パリパリの歯ごたえをお楽しみください。

バルサミコれんこん
◆材料:4人分
れんこん 300g
サラダ油 大さじ1/2
(A)
バルサミコ酢、しょうゆ、みりん 各大さじ1
◆作り方
1.れんこんは、皮をむいて、小さ目の乱切りにする。
2.フライパンにサラダ油を熱し、弱めの中火で1をじっくりと焼く。全体に透明感が出て、中まで火が通ったら、火を弱めてAを加えて煮からめ、皿に盛る。
★ポイント
れんこんは、小さめに切った方が火が通りやすく、作りやすいです。急ぐ場合、半月切りにして焼いてください。

バルサミコ酢には、沢山の種類がありますが、『伝統的なバルサミコ酢(アチェート・バルサミコ・トラディツィオナーレ)』として、イタリアの食の法律DOPの認証を受け、名乗ることができるものは、ごくわずか。
イタリアのエミリアロマーナ州の「モデナ」か「レッジョエミリア」で作られ、決められたぶどうの種類を使い、決められた製造工程を経て、12年以上熟成させたもののみです。
運よく、ほんのひとくちだけ、味見させていただいたことがありますが、とろりとして甘みがあり、奥深いコクと香りが口いっぱいに広がりました。
もしも『アチェート・バルサミコ・トラディツィオナーレ』に巡りあった時は、風味を損ねないよう、加熱せずにそのまま料理やフルーツにかけて召し上がってみてください。長年の熟成が生んだ風味を堪能できることと思います。
■ コメントをくださった方へ ■
(ちゃんさん)牡蠣の佃煮をお試しいただきありがとうございます!「食べるとほっこり」・・・とっても嬉しくて励みになりました(*^^*)
(ジョニ子さん)カチョカバロチーズは塩分が控えめなので、食べる際に塩・こしょうをふったり、トマトソースをかけるのもお勧めです。美味しく焼けますように!
(つくしさん)外遊びはとても寒いので、スキーウエア着用が必須なんですよ。体が温まるお料理で寒さを吹き飛ばしたいです。














