北登の訓練日記 〜9月〜
食事時や散歩中など、訓練というよりも日常の中で、しつけを行ってきた夏。その成果もあって、言うことは聞くようになってきた。
ただ、まだまだ、問題はあって・・・・・・



●問題「落ち着きがなく、"マテ"をしない」
隣村の老人より、北登は他の犬に比べ、落ち着きがない、との指摘を受けた。
確かに、抱き寄せてもすぐに腕を離れようとして暴れ、また、散歩中もまとわりつくように歩く。
この「落ち着きがない」、という問題は以前より見られたため、散歩中に気ままな動きをしたときや、さわられるのを嫌がったときなどに、それぞれ直すための取り組みを継続し、かなりの成長を見せているのだが、ここで、改めて行動を制止するための言葉、「マテ」を徹底させることにした。

◆取り組み◆
「マテ」とは犬に我慢ということを教える大切な訓練。
動かずにじっと我慢させるための「マテ」を覚えさせておくと、危険な行動を取ろうとしているときなどに行動を止める事ができるため、犬にとっても大事。
まずは、食事時、北登が「スワレ」をしたときに、左手に綱を持ってからえさを置き、右手を犬の額高くに当て、「マテ」と行動を制止するポーズをとる。
そのとき、その「マテ」の状態のときに立ち上がってえさを食べようとしてきたら、左手に持った綱を下に引き、いけないとわからせることで制す。そして、右手の「マテ」のポーズを解除したときに食べたら、「よくできた」と、なでて誉める。

◆結果◆
えさがあるせいか、案外早く覚えた。
そのため、その後は10秒、20秒と待てるようにし、できるだけ長い時間「マテ」の状態を保てるように。さらに、距離を少しずつ離し、それでもついてこないようにする取り組みを続けた。
その結果、意味は理解しているようであるが、まだ、食事時以外の時には「待たない」ことがあるため、引き続き、日常の中で訓練をすることに。



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