顔をあわせるたびにあごの下を撫で、叱るときは叱った結果、落ち着き、八木橋と戦うこともなくなった。
ただ、いつも、家の前にいるのだが、ここへ来て大きな問題が・・・
●問題「食事時以外、「スワレ」をしない。」
春、エサをあげる際には必ず「スワレ」を指示し、北登もそれに従って「座る」ようになったが、手にエサを持たないで「スワレ」と言っても反応しないことが判明。
背中を手で抑え、座るように仕向けるとおとなしく座るが、これは主人への忠誠心からの行動ではなく、エサをもらうための、｢芸｣としてのおすわりの可能性がある。
どんな状況下でも犬の行動を静止させたり、強い衝動を抑えさせたりするため、覚えて欲しい｢スワレ｣。
果して覚えてくれるのか？
エサを持たずに、しっかり北登の目を見て「スワレ」と指示。
できたら胸を撫でて誉める。
◇状況「座るようになったが・・・」
心が伝わるよう、北登の目を見つめ、おすわりをしないときは、背中を抑えて座らせようとするなどの取り組みを続けた結果、座るようになったが・・・。
主人の方を向かず、背を向けて座ってしまった。
まだまだ、えさをもらうための「芸」の可能性もあり、課題は残る。
◆その後◆（←訓練日記7月）
●問題「呼んでも戻ってこない。」
自分の名前は認識しているようで「北登」と呼ぶと振り向くが、飼い主のもとへ戻ってはこない。
縄張りを拡大したい年頃であり、また、DASH村は広く、とても隅々まで目が届かないため、野放しにしておいても呼べば戻ってくるようにしつけをしたいところだが・・・。
〇取り組み
5メートルほどの長めのロープを持ち、北登をしばらく勝手に遊ばせる。
そして、何度も呼び続けたり、おびき寄せるように木片を投げて反応を狙ったりし、戻ってきたらエサをあげて撫でて誉める。
◇状況
戻ってくることはあるが、まだ、確実に主人のもとに戻ってはこないため、目下訓練中。
◆その後◆（←訓練日記７月）
●今後の訓練予定
噛むこともなくなり、飼い主との関係は相思相愛になったかと思われるが、飼い主のことを主人として信頼しているかというと疑問。
果して北登は立派な柴犬に育つのか。
北登への訓練はまだまだ続く。
