11月7日、東京・国立競技場でアジアチャンピオンズリーグ決勝が行われた。今大会から決勝は一発勝負！韓国の浦項（ポハン）対サウジアラビアのアルイテハドの一戦に、2万5743人の観衆が詰め掛けた。先制したのは浦項。後半12分にノ・ビョンジュンのフリーキックで先制、次いで21分にキム・ヒョンイルがヘディングで追加点を決めた。直後にアルイテハドに1点を返されるものの2-1で勝利、初のアジア王者に輝いた。先制ゴールを挙げたノが最優秀選手に選ばれた。浦項には優勝賞金150万ドルが贈られる。

韓国・Kリーグチームの優勝は、2006年の全北以来3年ぶり2度目。浦項はACLの前身、アジアクラブ選手権で1997、98年に優勝している。浦項には、元Jリーガー岡山一成が在籍。決勝こそ出場機会がなかったものの、試合後は号泣。スタンドによじ登り、サポーターの前で得意の拡声器パフォーマンスを見せていた。