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2009.12.11

【浦項】試合後インタビュー

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【2ゴール FW デニウソン】

ゴールをした時は、とてもうれしかったです。チームのために、自分の仕事をしようと思っていましたから、得点チャンスを狙っていました。それが、チームのためにいいことだと思ったので。
うちのチームは前半よくなかったので、戻ってきたときに何をすべきか話し合って、後半よくなったと思います。

Q.次は南米王者との対戦ですが?

次のゲームが難しいものになるのは、分かっています。とてもいい選手、質の高い選手が揃っていますからね。私たちはいつもと同じことをするだけです。今日はあまりよくなかったけど、それはかえってよかったかも。だって、向こうは私たちを弱いチームと思ったに違いないでしょうから。私たちはこのトーナメントで、一歩一歩上がっていくだけです。

今日も前半はよくなかったけど、後半よくなったように、またよいゲームを組み立てられればと思います。私たちには簡単なゲームなんてありません。でもそれは相手にとっても同じこと。
私たちはただここにプレーしに来たわけではないのです。私たちがいいサッカーをするということを証明するために来ました。

Q.ベロンの印象は?

私もベロンは大好きです。私の意見ですが、とてもいい選手だと思います。素晴らしい経験を積んでいます。彼のプレーを見たこともあるし、経験もあります。

Q.これまでに対戦したことがあるということですか?

ノー、ノー。プレーしたことはないけど、たくさん試合を見たということです。ファンタスティックな選手だと思います。

Q.浦項が世界に誇るべきことは何ですか?

国内リーグでもアジアでもいい選手がいることを示せていると思いますし、ここにもそれを証明するためにやって来ました。世界に向けて、浦項がいいサッカーが出来るチームであること。そして、世界のクラブ相手に勝とうとしていることを証明したいです。それが、サッカーですし、幸せなことだと思います。勝つこともあるし、負けることもある。浦項は、とても強いチームです。質の高い選手もいます。そういったことを見せるためにここに来られたのは、いい機会ですよね!

【MF キム・ジョンギョム】

今までアフリカのチームと戦ったことがなかったので、とても心配していました。ゴールは決められなかったけれど。自分たちがリードしていたし、同点になってからは勝てると思いました。アフリカは身体能力が高いけれども、思っていたよりも対等に戦えました。

Q.次は南米との対戦ですが?

ベロンがいるし、とても強いチームですばらしいサッカーをするのは知っています。強いチームだからといって、物怖じしていません。とりあえず、戦ってみないと結果はわからないでしょう。

Q.勝つ自信は?

正直、ありません(笑)。相手のほうが実力は上だから。とにかく勝つためにがんばります。

Q.イ・ギヒョン選手がオークランドシティでプレーしていますが、どのように見ていますか?

歳を取ってプレーするのは、恥ずかしい部分もあるし、それだけでも幸せなことだと思います。ギヒョン先輩は、私よりも3つ年上ですが、コンディション管理をうまくやって1年でも2年でも長くプレーしてほしいです。2003年か、04年の韓国代表チームで、初めて先輩を知るようになったのですが、本当にいい話をたくさんしてくれました。たまに連絡も取ったりしていたんですよ。会って話がしたいですね。韓国に来ることがあれば、韓国焼酎でも一杯、ひっかけながら話したいです。

【DF キム・ヒョンイル】

厳しい試合でした。前半に失点したけれど、試合を最後まで諦めなかったので、勝利できたと思います。勝てて本当にうれしいです。

Q.次の試合は、南米の強豪です。

今までも厳しい戦いをしてきました。相手に得点を与えるよりも、自分たちが集中して団結すればもっといい試合ができると思います。

Q.ベロンの印象は?

アルゼンチンの代表選手でもあり、チームの顔でもある選手なので、必ず止めないといけない。でもサッカーは1対1でやるのではありませんし、浦項は組織的なプレーをするチームなので、十分に勝つチャンスはあると思います

Q.どのような気持ちで試合に挑みますか?

ここまで勝ち進めたことはとても幸せなこと。だからこの幸せな気持ちを常に持ちながら、再びチャンスが訪れたので、もう一度、奇跡を起こしたい。奇跡の主人公になるために、チームの力になれるようにがんばりたいですね。

【MF チェ・ヒョジン】

韓国のチームがベスト4に入るのは初めてなので、とてもうれしいです。とても厳しい試合だったので、勝ったことがとてもうれしいです。

Q.アフリカのチームの印象は?

個人技や体力に優れたチームですね。とても厳しい試合だったと思います。組織力がしっかりしていたチームという印象を受けました。でも浦項は、そういった部分を攻略できたと思います。

Q.次の試合に向けて

南米のチームは個人技が高く、一人一人の実力が高い。そういったチームに対しては、組織力で挑めば、勝つチャンスはあると思います。ベロンは、ほとんどの人が知っているように、パス、シュート、試合の展開力などすべての面で優れていると思います。相手より実力では劣るのは事実なので、まずは守備を意識してカウンターで攻めれば勝機はあると思います。

【FW ノ・ビョンジュン】

とても厳しい試合でした。アフリカのチームと試合をしたことがなかったので、とてもしんどかったです。特に前半は厳しく、準備が足りないのを実感しました。次は細かいミスがないように心がけます。

Q.デニウソンのゴールをアシストしましたが、結果には満足していますか?

チームが勝利するためには、アシストでもゴールでもすべてのことをしっかりこなさなくてはならないので、自分としてはとても満足しています。

Q.次の対戦相手について

とても強いチームだと聞いています。アジアでも強いチームが多かったですが、クラブワールドカップはもっと強いチームばかり。浦項は厳しい試合を勝ち抜いてきた選手ばかりなので、負けない気持ちで戦えば、強豪でも倒せると思います。

Q.次、勝てば2002日韓ワールドカップの4強に匹敵するくらいの勝利では?

今年はクラブワールドカップに韓国の代表として参加して、4強まで勝ち上がりました。サッカーというのは強いチームに弱いチームが勝てるスポーツです。何が起こるかわかりません。もし、勝てば決勝はバルセロナだと思うので、戦ってみたい気持ちはありますよ。