取材日記

2009.12.14

インタビューでも「岡山劇場」

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今大会唯一の日本人選手、浦項の岡山一成選手の取材へ行って来ました。頂いた時間は30分でしたが、気がつけば40分を経過。途中でテープチェンジをしなければなくなり・・・。
「俺、しゃべりすぎですか?大丈夫ですか?日本からちゃんとテープ持って来てますか?」と、テープの本数まで気にして頂きました(笑)

岡山選手はJリーグ時代から「岡山劇場」と呼ばれるマイクパフォーマンスで有名。サポーターを盛り上げることに関しては、日本一と言っても過言ではありません。観客動員をはじめとするムーブメントを数々の所属クラブで起こして来ました。それは韓国でも同じ。最初は、浦項のサポーターからリクエストされて始めたそうです。まさか韓国のサポーターが「岡山劇場」を知っているとは!と岡山選手自身も驚いていました。ちなみに韓国語では、「オカヤマ・クッチョン」だそうです。

このインタビューも途中からは「オカヤマ・クッチョン」になり、2曲ほど歌って頂きました。

サッカーファンの方ならご存知かと思いますが、岡山選手のサッカー人生は決して平坦なものではありません。ですが、どんな状況でも常にサッカーを楽しみ、もらったチャンスには感謝をしつつ全力を尽くす―。
インタビューからもその姿勢が伺えました。

残念ながら初戦は、クラブワールドカップのピッチに立つことは出来ませんでした。今の目標は、とにかく世界の舞台へ一歩を踏み出すこと。
「ベンチにいてもチームに貢献できるようベストは尽くす。でも、やはり選手として1分でいいからピッチに立ちたい」

練習生から世界の舞台へ!岡山選手、そして浦項を同じアジア代表として応援したいと思いました。このインタビューは12月19日午後3時から放送の「TOYOTAプレゼンツFIFAクラブワールドカップハイライト」で放送されます。お楽しみに。