スタッフブログ

2009.12.19

ダイナモ健在!北澤さんの長~い3日間

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スタッフNです。12月19日、午後3時から放送のハイライト番組出演を終えたばかり!解説者の北澤豪さんの控え室にお邪魔しました。ちょうど、おせんべいをかじっているところでした。

実は北澤さんは、昨夜のNEWS ZERO(23:30~24:40)から今朝のズームイン!サタデー(5:30~8:00)、午後3時からはTOYOTAプレゼンツFIFAクラブワールドカップハイライトに出演。この後は、3位決定戦、決勝戦。そして明日20日は午後3時からTOYOTAプレゼンツFIFAクラブワールドカップ総集編と、3日間出ずっぱりなのです。睡眠時間はもちろん細切れ。

その貴重なお休み時間に控え室にお邪魔をしたのですが、さすが現役時代は「ダイナモ」と呼ばれた北澤さんです。元気でした!「寝ようと思っても、感動があると寝れなかったりするよね」

北澤さんは忙しい日々の中、1試合1試合に小さな感動を見つけているそうです。

「5大会続いてきて、歴史が積み上げられてきているなぁと実感しています。例えば今日のハイライト番組で取り上げられたれお君ですが、2006年大会のバルセロナの敗戦を見たからこそ、今がある。そして、ベロン。父ラモンさんがかつて世界一になっており、親子二代での世界一を狙う。では、お父さんの出た41年前の大会はどんなものだったのか?80年前に始まったインターコンチネンタルカップに興味がわく。唯一の日本人選手、浦項の岡山だって、ただ日本人が出ているなぁというだけでなく、日本で出番を失った彼がいかにして韓国に渡り、世界の舞台へ立ったのか。

そして、アフリカ王者のマゼンベ。内戦の続いたコンゴ民主共和国出身のGKキディアバは、おもしろいダンスをするけれど、それはただのお調子者なのではなく、平和への思いが込められていた。今までコンゴ民主共和国がどこにあるのかすら分からなかったけれど、これを機会に興味を持ってみる―と言った具合に、ピッチでおきた出来事だけでなく、選手の人生やクラブの背景がわかると大会の見方が変わるし、もっとおもしろくなるのではないでしょうか。私たち伝える側も、そういった面も丁寧に取り扱うことで、大会に奥行きが出てくると思いました。

サッカーを通じて、もっと世界に目を向ける。この大会にはそういう側面があると思います。10年20年と続いていき、どんな大会になっていくのか楽しみですね」

北澤さんは、特に子供たちにこの大会を見て欲しいと言っていました。そのクラブのワールドカップも今日が最終日。今夜9:30から放送です。子供だけでなく、大人のみなさんも世界最高峰の戦いを堪能して下さいね。そして、"ダイナモ"北澤さんにもエールを!!