2011年06月20日

 

来年の夏のこと。。。

2012年、読響は50周年を迎えます。
その記念事業としての「特別公演」が行われることが、発表されました。
(詳細は読響ホームページをご覧下さい)
 
8月6日に広島で、9日に長崎で…原爆忌に、それぞれの街で演奏されるマエストロ・カンブルランの指揮によるモーツァルトの「レクイエム」。「世界平和」への想いをこめたこの演奏会は、読売日本交響楽団が「今、この国に存在する意義」を改めて考え、企画されたものに違いありません。
 
一方、読響ホームページでも伝えられていますが、読響の楽員さんやOBの皆さんが、先月・今月と東日本大震災の被災地を訪れ、ミニコンサートを開催しています。
 
これらの活動は、音楽のチカラを信じる思いで、一つにつながります。
読響の演奏が、被災地の方々の心を少しでも癒し、また来年の「レクイエム」が、是非とも素晴らしい演奏で「平和への祈り」を世界に発信して欲しいと、心から願わずに入られません。
 
そして私自身、メディアに携わる者として、「今、私たちが読響の番組を作る意義」を自問自答しつつ、マエストロや読響に関わる全ての人々の魂を、しっかりと伝えていきたいと考えています。
 
 
実を申せば、長崎にある日本テレビの系列局・長崎国際テレビには、番組の大先輩が働いておられます。私にとっては、入社した頃にプロデューサーとして読響の番組を引っ張っておられた“先生”でもあります。
その“先生”も、この「レクイエム」の成功を願い、まさに今、縁の下の力持ちの1人として奔走している1人です。
  
そんな大先輩の“心”も感じつつ、来年の読響・創立50周年への準備を始めたいと思います。
 

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