満天★青空レストラン #467 北海道 真つぶ
全国各地、連日猛暑で大変ですね。
水分補給や体調管理に気をつけて熱中症にならないように心がけてくださいね。
そんな中、
今回の舞台は夏でも涼しくとても過ごしやすい北海道様似町にやってまいりました。
来ていただいたゲストはこの方!
演歌界のプリンス氷川きよしさんです!!
わざわざ来ていただいたのにこの天気...
ここ、様似町は霧がすごい街でもあるのです。
もう真っ白すぎて海も全然見えません。
こんな状況で出航できるのでしょうか?
早速名人の元へ行きましょう。
本日の名人はいかにも漁師な佇まいの山中さんです。
果たして今日は、釣りなのか漁なのか?
名人に聞いてみましょう!
今日の食材は何ですか?
名人:今日の食材は「真つぶ」です!
2人:「真つぶ」!?なんですか?それ
皆さんもあまりピンとこないですよね。
それでは漁に出てこの「真つぶ」の正体を突き止めましょう!
え?この霧の中行けるのって?
行きますよ!
行ってきまーす!
美味しい真つぶ、いっぱいとって来てくださいね!
漁場までは50分ほどです。
その途中、名人から今回の漁について説明が。
今回の漁は「つぶ篭漁」という、北海道知事から許可をもらった船だけができる漁法なんです。
その名の通りカゴで、獲物を狙います。
このカゴの中にあるものを入れます。
そう、実は真つぶはイワシやカニを食べるほどの肉食系なんです!
いよいよ漁場に着きました。
カゴをあげるとはいってますね!
そう!真つぶとは、一般的につぶ貝と言われている分類の貝ですが...
その特徴はなんといっても大きいんです!
この真つぶ
時期と大きさにもよりますが、一個2500円になることもある
超高級貝です。
そんな貝がこんなにとれるなんて!
幸せですね。
このカゴをあげるお手伝いを2人にもやってもらいましょう!
このカゴ見た目以上に重いんですよ!
真つぶも大きいものだと1個400グラム以上にも!!
ここから、港までまた50分かかりますのでそろそろ戻りましょうか。
お腹も空いてきたことですし!
氷川さん、船に乗ってる姿もさすがプリンスです。
なぜかスタッフも対抗してビックリするくらいのドヤ顔です。。。
そしてカメラマンさんにわざわざ撮っていただいた一枚がこちら。
港に戻ると可愛い奥様たちがお出迎えをしてくれました!
たくさん持って帰ってきましたよ!真つぶ!
早速料理といきましょう!
1品目はお刺身です。
作っていただくのはつぶが大好きすぎる下条さんです。
様似町で「女郎花(オミナエシ)」というお料理屋さんのおかみさんです。
「真つぶ」新鮮なものをすぐにいただきたいのですが
ちょっと待った!!
実はこの「真つぶ」餌抜きを2〜3日ほど行います。
イワシやカニを餌としているため、
すぐ食してしまうと餌のにおいが残ってしまうんです。
好みでこのにおいが好きな人もいるそうです。
今回は餌抜きした特大の「真つぶ」をお刺身にしていただきます。
下条さんは真つぶの切り方にすごいこだわりが!
そのこだわりは後ほど
早速完成いたしました。
この見事な盛り方!美しいですね。
お二人ともどうぞ召し上がってください。
2人:「うまーい」
本当にずーっと食べてられる美味しさなんです。
何よりコリコリの食感と適度な甘み。
場所によってまた味と歯ごたえが変わるのです!
この食感と甘みが一緒に口に入るように切るのが下条さんのこだわりです。
本当に美味しかったです。
ごちそうさまでした。
続きましては「真つぶのバター炒め」です。
この料理ですが、材料は「真つぶ、バター、アスパラ、醤油、塩、コショウ」です。
え!簡単!そして間違えなく美味しい!
バターとアスパラも北海道のものを使用しました。
炒めたら完成です!
そして今回イチオシの料理をご紹介します。
「真つぶのつぼ焼きです」
真つぶをぶつ切りにします。大輔さんの大好きな肝もたっぷりつかいます。
出汁はもちろんここの名産、日高昆布を使用します。
贅沢ですね。
出汁と切った真つぶを貝殻に戻して沸騰させたら完成です!
様似町ではバーベキューでよく出る1品だそうです。贅沢すぎますね。
この写真いい写真ですね!
残った汁も贅沢に飲みます。
貝殻を器がわりにして、美味しそう!!
名人も一口飲んで「うま〜い!!!」
漁の後のビールはまた格別ですね。
乾杯料理は名人の奥様に「韓国風ピリ辛和え」を作っていただきました。
そうめんと食べるとこれがまたやみつきなんです!!
そしてこのタレを覚えちゃえば何にでも使えちゃう!と思えるくらい
万能調味料です。
氷川さん今回は遠いところまでありがとうございました。
ロケにご協力いただいた皆様、様似町の皆様
本当にありがとうございました。