オトコなら、やってみな~~!!

 

♪モ~モタロさん、モモタロさん・・・
岡山出身の'豪傑オヤジ'が作った、
四谷の名店「桃太郎」サンの紹介です。


豪傑・・・その意味とは、
50歳台中盤から、かの有名な"ゴールド・ジム"で、
ボディービルダーを志し一念発起、シニア部門で輝かしい功績を残したこと!


そして、いにしえの江戸文化を継承し、「かっぽれ」や「打ち上げ花火大会」など、
数々の粋でイナセな行事を主催し、人生をこよなく楽しんだこと!


かつてはアパレル業界で名をとどろかせ、やっぱ健康第一!と、
日本の旨いモノを集めて開店!
旬を旬で頂く、等身大の美食居酒屋。


なんと驚くなかれ、開店以来、オヤジが直筆、筆で書き連ねた「お品書き」が、
店の歴史を物語るかのように、棚の上に保存、大事に丸めてギッシリあります。


かつて一度「宮様」がお見えになった日のメニューも、
しっかり保存されているとか・・・。
メシもさることながら、オトコの生き様を感じに、お客が暖簾をくぐりに来る・・・。


古くより、そんな名物オヤジをお慕い申して、文化人・業界人が夜毎集い、
口角泡を飛ばし、日本の将来・食の今・男と女の深まるナゾ・・・などについて、
けんけんがくがく酒が進むほどに、闊達なオシャベリ&議論に明け暮れる、
正に日本の文化を温故知新&創出する"アジト"だったのです。


コチラの住所は、新宿区荒木町2。一度行かれてみて下さい。


今は亡きオヤジの残り香に、合掌です。
2011年夏に天に召されました。
最後まで、癌に負けない壮絶な戦いの人生でした。
僭越な言い方ですが、きっと人生を練り上げる道の途中、
まだまだ山の中腹でした。残念でなりません。


名物・桃太郎鍋、男の手料理的な、牛ほほ肉と野菜で食す、
味わい深い、滋味深いお鍋です。


ずっと夫唱婦随でやって来た、山好きの奥様が継いでいます。
お名前は、勝山サン。正に「山に勝つ」。


僕らができることは、食べること。そしてオヤジを語ること。
雲の上で"手筒花火"抱いて、大暴れしていることだろうナ~。